不安は魂を食いつくす/不安と魂に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『不安は魂を食いつくす/不安と魂』に投稿された感想・評価

ファスビンダー監督に夢中!これも素晴らしかった。

60歳未亡人掃除婦と30歳移民自動車工。互いに孤独な二人が偶然出会い急速に愛し合い結婚。周りの無理解や反発や嫌悪感に晒されながらもお互いを想う気持…

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みんと

みんとの感想・評価

4.2

ファスビンダー監督4作目。

ダグラス・サークの『天はすべて許し給う』を下敷きに、初老の清掃員と移民労働者の年齢差や境遇を超えた愛と、彼らへの世間の偏見や差別を描く。

表面的には単純でいじめチック…

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ぽち

ぽちの感想・評価

2.9

他に類を見ない独特の作品。

記憶に残る内容なのだが、個人的にはどうしても入り込むことが出来ずにノレなかった。
というか、男として「そこまでの老専趣味にはついて行けません…‥」ってのが正直なところ。…

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otomisan

otomisanの感想・評価

4.1

 恋は言葉じゃなく. . . なんて、ね。二人だけの物語がダンスで触れ合う手と身体で通い合うんだなぁ。日本人ならサザンのメロディに合わせてそいつがピンとくるわけよ。野暮天の酢キャベツ喰いどもにゃ千年…

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年下外国人男性と結婚した事で意識するしないに関わらず浮かび上がる差別意識。
息子たちにアリを紹介するシーンのピリつきが凄い。ああも相手が見える真ん前でテレビ蹴って壊すかね。
娘の旦那役を監督本人がや…

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澪標

澪標の感想・評価

3.5
御伽噺のような感じがしつつ、古さを感じない周りとの軋轢。
孤独は友だち。選んだわけじゃないけど、付かず離れずの生涯の友だから、付き合い方は自分で決めるしかない。
リ

リの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

隣人に幸福を握られている。他人なしに幸福は成り立たないのか。差別する人もする人も不安を抱え、魂がここではなく別の場所にあるように感じた。不安に覆い尽くされ、そこに閉じ込められているようにも。2人の愛…

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このレビューはネタバレを含みます

「不安は魂を食いつくす」

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品。清掃の仕事をする老女とモロッコからドイツに出稼ぎに来ている労働者の愛を描いた物語。

素晴らしい作品だった。物語はバーで2人…

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麻衣

麻衣の感想・評価

4.0

2人でいるのにアリの心が孤独に苛まれ、次第に冷えていくのを嫌というほど感じる。周りからの風当たりが強いのもあるが、エミのなかの差別感情がちょくちょく顔を出していて、アリがそうなるのもわかる。結婚後、…

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