黒部の太陽の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「黒部の太陽」に投稿された感想・評価

Leonardo

Leonardoの感想・評価

3.7
トンネルを掘るお話です。これが飽きずに観ることができてしまいます。もうドキュメンタリーですね。滝沢修さんの言葉の強さ、音の出方が素晴らしいと思いました。昔の映画は魂が込められているものは多い気がします。
石原プロの震災復興チャリティーで全国を巡回上映・・・運良く文化ホールの大スクリーンで鑑賞することが出来ました(幸せ)

゙クロヨン゙ダム建設・・・もちろん国の威信を懸けた一大プロジェクトですが、それって裏を返せば男たちのプライドを賭けた闘いでもあったのですね
【追伸】
3時間超の長尺物なので、途中おトイレ休憩がありました
そうそう、“インターミッション”
「風と共に去りぬ」「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」etc・・・なぜか、訳も無くうれしくなってしまいました

【脱線】
以前、黒部ダムに行きましたが、この壮大なアーチ状の人工物に息を呑みました
自然の絵力だけでも画面映えするのにトンネル工事の地獄っぷりが散々描かれるので破砕帯怖えぇ、フォッサマグナ怖えぇと十分体感できた。破砕帯を抜ける困難さを不治の病とかけて工事関係者の苦悩を描いてるのが良い。裕次郎作品は「栄光への5000キロ」「富士山頂」あたりは観たいな。
1968年公開
監督:熊井啓
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黒部ダム建設をめぐる男たちのお話。

昔の映画って、いろいろガチだからすごいなって思います。破砕帯掘削シーンの切羽落盤洪水のシーンは、ほんとに洪水起こしてて、本気で逃げている、あの表情は、演技じゃでないものねw 黒部ダムももちろん、この映画そのものに携わっている人の熱量の質量がすごいビシビシ伝わってくるというか。

俳優陣、男臭い泥まみれの映画です。黒部ダム帰りに見れて、記憶が複層化されてよかった。

2015年5月7日
KUBO

KUBOの感想・評価

4.0
「黒部ダム」「黒四ダム」という言葉は、子どもの頃「何かとてつもないすごいもの」の名前として刷り込まれた覚えがある。幼児の頃だったから、よく覚えていないのだが、家族で見学に行ったような覚えがある。その「黒四ダム」ができるまでの話。

三船敏郎と石原裕次郎の共演という超大作。宇野重吉と寺尾聡の親子共演もおもしろい。

ダムを作る話かと思ったら、その前の黒部立山連峰貫通トンネルができるまでが物語の主体。まだ人夫がツルハシを持ってトンネルを掘っていた時代の話なので、ともかく汗臭く、脂ぎった画面。SFXもろくにない時代に、ものすごい水を使ったトンネル内のシーンは、撮影自体も命がけなんじゃないかと思わせる大迫力!

子どもが命に関わる病気であっても、仕事に差し障るから父親には言わない方がいい、なんて価値観が時代的に大きな隔たりを感じさせる。昭和って、そんな時代だったのねって。

「人間に金と知恵と時間を与えれば、できないことはないはずです。」
「人間のすることに不可能ってことは、まだ山ほどあるさ。例えばガンだ。あいつはいくらジタバタしたって、絶対に助からんもんだ。」

未来に大きな希望を描いていた高度成長期の日本でも「癌」は不治の病だった。でも今では発見さえ早ければ手術でかなりの割合で生き残れる時代になった。この頃はまだ「魂」や「根性」で乗り越えた時代だったけれども、「人間に金と知恵と時間を与えれば、できないことはないはずです。」という言葉を信じたくもなる。

息の詰まるような工事シーンの合間に挟み込まれる、黒部の山々の美しさも目に焼きついた。昭和を代表する2大スター共演の幻の名作、堪能しました。

(ただ違和感があったのが、関西の人間が関西弁を話さないこと。昔は映画の中で方言を使わないようにしてたのかな?)
sy

syの感想・評価

3.5
日本のドキュメントとして、大作であること間違いない
経済成長期の日本の匂いが、映画を通してプンプンしてきます

石原裕次郎さんが中でもかっこいい役ですね
たいと

たいとの感想・評価

1.5
テレビでやってた
cgてかセットでやってるのが見え見えでさすがに笑う
ぐっち

ぐっちの感想・評価

3.4
とにかくスケールの大きい作品。出水シーンには息を飲んだ。本作は黒四こと黒部第四ダムの話だが、時折出てくる黒三の話は吉村昭の小説『高熱隧道』に詳しい。

高度経済成長期、経済活動の命運を握った戦後最大のプロジェクト。ダムを作るとか、トンネルを通すとか、ミッションが明確な時代、人々の動機づけもわかりやすい。

豊かになりたいを合言葉に、愚直に、団結して、達成したら皆で大いに喜ぶ。今とは少し違う日本のお話。
RM

RMの感想・評価

3.0
私のおじいちゃんは第4区でトンネルを掘っていた建設員でした。
それにしても石原裕次郎美味しいところ取りだな
そして一つ一つのカットがながいことながいこと
お刺身醤油につけすぎちゃってるみたいなこの長すぎる1カット1カットを編集で半分くらいにできると思う。

それにしても大作映画だなぁ
破砕帯のシーンは水で本当の洪水状態をつくったらしく石原裕次郎は病院送りになったらしい。

おじいちゃんを誇りに思います。
ダムって何か分かってますか?これ見ましょう
三船敏郎 石原裕次郎
富山県黒部川上流に関西電力が建設する第四発電所。現場責任者には北川が任命され、資材運搬用のトンネル掘削は熊谷組が担当することになった。熊谷組の岩岡源三の息子である剛は父の強硬なやり方に反発し設計技師となっていた。現場に赴いた剛はそこで体力が衰えてしまった父と、熱心に工事に打ち込む北川の姿を見て、工事に参加することにする。やがて工事現場では山崩れが起こり大量の水が流れ込んだ。北川は自分の娘が白血病に冒されたことを知るが、工事現場を離れることができなかった。