ニクソン大統領辞任の要因となったウォーターゲート事件。
告発するワシントンポスト社に情報提供する謎の人物ディープ・スロート。
その正体はJKだった!という映画の根本のネタは現在からするとその鮮度は腐り果てて見る影もない。
けれどしっかりと映画を支える骨格があったのだ。
若きキルスティン・ダンスト(可愛い)とミシェル・ウィリアムズ(若いのにおばはん)!!
コメディ映画として沸点低いのが致命的なんだがキルスティン・ダンストとミシェル・ウィリアムズを観てるだけで十分飽きないという奇跡の映画。
キャハハ、キャーと手をバタバタ振ってるだけなんだが許せる。
シーンごとに替わるカラフルでポップな衣装を観てるだけでも腹一杯。
この後スパイダーマンのヒロインになって「ブサイク」と言われ続けるキルスティン・ダンストが嘘のよう。
わかりやすい耳ざわりのよい70年代サントラもよい。
権力をおちょくるというスタンスが最高だが、それより主演二人のかわいらしさが上回る。
日本でも今は結構ネタが揃ってるので「KAGOIKE」とかいうコメディでも作ったらいいのにねえ。