バスガイドの清子(高峰秀子)にはそれぞれ父親の異なる3人の兄姉がいる。いけずな長女縫子(村田知栄子)の夫龍三(植村謙太郎)は大言壮語のアル中男、次女光子(三浦光子)は浮気夫急死のショックさめやらぬま…
>>続きを読むピアノの使われ方がすごい良かった。
いつものように成瀬巳喜男の映画のヒロインは窓の外を見つめる。逃走への意識がこの映画では高峰秀子を2階へ、アパートへと追いやっていく。その逃げてきたアパートに母親…
成瀬巳喜男✖️林芙美子✖️高峰秀子
戦後まもない東京
はとバスのガイドをしてるデコちゃん
4人兄弟
なんと父親は全員違う
周りの人間は結構みんな屑😅
ぐちゃぐちゃな人間模様
まあ、世の中は安定し…
原作 林芙美子
監督 成瀬巳喜男
主人公は都内でバスガイドとして働く、清子(高峰秀子)。
母、おせい(浦部粂子)は種違いの兄妹を育て、長女は金にがめつく、清子と反りの合わない縫子(村田知英子)、…
なんて暗い映画…!
家族がみんな情けなくて、救いようがない…。成瀬さんも、ハナから救う気がない。。橋の上のショットで遠景に2階の窓からボヤけて映る中北千枝子がホラーすぎる。
結局みんなどうなるのだろ…
このレビューはネタバレを含みます
お金に意地汚く男女関係にだらしないデコちゃんの家族は、観ていて気分が悪くなる。早く家を出ればいいのにと思っていたらその通りになった。
引っ越し先の根上淳、香川京子は思いやりのある兄妹。ピアノの音色…
男は醜悪、そう思う女は四人姉弟で、すべて父親が違う。
その母を浦辺粂子。
醜悪な男の象徴を小沢栄太郎。
対照的にスマートな男の象徴を根上淳(その妹は賢そうな香川京子)。
その対極にある男性像が素晴ら…
「お母さんがいい加減だから周りもいい加減になるんだ」と高峰秀子が言うが、確かにそうかもしれない。
そのあと母親が泣き出したので自分は泣けなくなる末娘の性格がよく分かるシーン。
わたしは母親になったこ…