【祭のパワーは大雨をもたらす】
TSUTAYA浅草店の在庫一掃セールで河瀨直美の『沙羅双樹』をゲットした。彼女の作品との相性は最悪なのだが、カイエ・デュ・シネマのベストに選出された作品でもあるので観…
初めて観た河瀨直美監督作品。謎が生まれる瞬間がいつだったのか目で追ってみてもわからなかったので引き込まれた、と思った。ただ、その後はダラダラと謎が謎のまま引きづられるのですっかり飽きてしまい眠かった…
>>続きを読む河瀬直美は今作と「萌の朱雀」しか見たことないんだけど「萌の朱雀」の方が個人的に好きだった!
「萌の朱雀」だいぶ忘れてるし、比較することもないかもだけど「萌の朱雀」の方が舞台が山奥で雰囲気が出てる感じ…
チャリの2人乗りとか、手を繋いで走るシーンとか、お祭りのシーンなど、学生の頃の夏を感じさせる映像でとても情緒溢れた映像だった。
個人的にストーリーが少し難しく感じて、
色々想像を巡らせながら観る映…
今はそれほどでもないが、初期のころの河瀬監督の演出は淡々としている。
とにかく見つめるとでも言えばいいのか。
傍観者のような立場で人が動くのを眺めているような感じ。
生と死を見つめる中で、最終的に…
いわゆる映画をむつかしく観る方に
受ける作品じゃないかなぁ。
異常なまでの長まわし。
狙いすぎの似非ドキュメンタリー風。
お話はつまらなくないとは思うけど。
アタクシはタイトルの意味さえわかりません…
冒頭からシャッタースピードを変更してフィルムのマテリアルを前傾化した倉の中の手持ちの空ショットから始まり、奈良の町屋を走る少年たちの長回しのショットが続く。風が吹き渡り、木々が揺れ、屈託のない神話…
家族の1人がいなくなった一家それぞれが、以来数年間ハッキリと口には出さずともその陰な出来事を抱えながら街の中で日々を生きていく…みたいな感じ。
奈良のならまちというところが舞台らしいんだけど、小道…