ソルジャーブルーの作品情報・感想・評価

「ソルジャーブルー」に投稿された感想・評価

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1970年米。「アメリカの修正主義西部劇」(英語版Wikipedia参照)。ラブロマンスかと思ったらアメリカン・ニュー・シネマだった。最初は「すっぴんのキャンディス・バーゲン可愛い」などと思って観ていたが、そんな生易しいものではなかった。米軍のネイティブ・アメリカンへの迫害を描く。70年代のアメリカじゃないと撮れない作品だろう。題材は、1864年11月29日にコロラド州で起きたサンドクリークの大虐殺。子供の首チョンパ、切断された足を掲げて雄叫びを上げる騎兵隊…。終盤の残酷描写は、モンド映画のようだが実話。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.0
‪「ソルジャーブルー」‬
‪個人的に最も不当で残酷な犯罪だと確信してる社会派ネルソンが描く残酷物語。この映画は凄いよ…西部劇に反した内容に加え70年代ベトナム戦争が続く中での制作もあってかラストのインディアン大虐殺シーンは正に米軍のソンミ村事件を彷彿させ更に開拓神話に疑問を投げかけた傑作‬だよ。TSUTAYAにもレンタルされてるから絶対見た方がいいぜ!アメリカの暗黒時代を垣間見れる。
シズヲ

シズヲの感想・評価

4.5
60年代に古典的西部劇とは一線を画すマカロニ・ウエスタンが隆盛し、69年には本場の西部劇で圧倒的な暴力と破滅を描いた「ワイルドバンチ」が公開され、そして70年に古典的西部劇を徹底的にぶちのめす本作「ソルジャーブルー」が公開された。まさしくスゴい時代だ。古典的西部劇っぽい要素を部分的になぞった上で、最後に全てを覆したこの映画は実際凄い。情熱的でありながら何処か切なく、訴えかけるような主題歌も記憶に残る。

冒頭で描かれるインディアンの襲撃シーンが印象的。そこで如何にも古典的な野蛮人っぽく描写されているからこそ、旅の過程でインディアンの実態が語られる流れが効果的に映ってくる。そうして彼らこそが被害者であることが明白になった矢先に虐殺が遂行され、白人の野蛮さを徹底的に炙り出す構成が凄まじい。虐殺のシーンもとことん凄惨。こういう「オチで一気に落とす」やり方はシンプルだけど、単純だからこそ悍ましさが際立つ。

序盤~中盤の道中旅をユーモラスに描いているのも面白い。緩い流れが続いて、時にロマンチックなムードになって、同時に不思議な寂寥感が滲み出ていて……そんな旅の場面も見ていて楽しいのがニクい。それさえも終盤の残虐なシーンに至るまでの壮大な引きだったのが何よりも惨い。虐殺も衝撃的だけど、一番ゾッとするのはエンドロールだ。寒気がするような死の臭いで充満していて、まさにこの映画が物語るテーマを端的に表している。
nagaoshan

nagaoshanの感想・評価

3.9

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ラルフ・ネルソン監督作品!

先日『デトロイト』にて、アメリカ🇺🇸の人種差別で思い出し…

アメリカ大陸発見から人種差別を語る上でネイティブアメリカンの事を無視する事は出来ません…

本作も1864年アメリカ中西部、コロラド州サンドクリーク、アメリカ史上最大の汚点と言われる騎兵隊によるシャイアン族の大虐殺「サンドクリークの大虐殺」を描いています。

数年、シャイアン族と生活をしていた白人女性クラスタが、シャイアン族から別れを告げてフィアンセの待つ砦へと向かう途中にシャイアン族の奇襲を受け全滅、辛くもクラスタと若い兵士ホーナス2人が生き延びる…

中盤まで、ほのぼのロードムービーでキャンディス演じるクレスタの魅力にやられます(^^)揺れる馬車で半ケツ、チラリのクレスタのスカートを必死に隠すお茶目なホーナス(^^)
次第にお互い惹かれ合って愛が芽生え、偏見のあったホーナスも変わっていく。が!
シャイアン族襲撃間近の騎兵隊と合流から一気に…

若きリーダーまだら狼の苦渋の決断…
白旗🏳と🇺🇸

パフィ・セント=マリーの主題歌も胸に迫ります

ソルジャーブルー、(騎兵隊の制服の色)ソルジャーブルー
この国を愛する方法は他にもあるはずよ…

観なければならない作品!
ソルジャー・ブルーとは…
青い軍服を着た騎兵隊員🎖

名誉ある騎兵隊は、西部劇ではほとんどが正義の味方のようなヒーロー扱いをされる中、アメリカの先住民のインディアン目線で描かれた西部劇の異色作🎞

1864年11月29日にコロラド州で起きた“サンドクリークの大虐殺”の史実を元に製作された作品🎥…人が人を憎み、殺す…
人間のもつ愚かな本性への警鐘🔔♪

騎兵隊員として誇りを持ち、インディアンを憎んでいた主人公ホーナスが、次第に現実を受け入れ、直視した惨劇とは…

ラスト30分…

目を覆いたなるような🙈バイオレンスシーンに心が張り裂けそうになる!😖

エンドロールに音楽はない( ˘ω˘ )

ただ、ただ、火が放たれた焼け残りの荒野に、木製の十字架が立ち並ぶ風景だけが映し出される( ˘ω˘ )

一度観たらトラウマになりそうな映画…
これも“西部劇”なんです( ˘ω˘ )
かーし

かーしの感想・評価

3.3
ネイティブアメリカンが虐殺された実話の映画。
アメリカの兵隊さんたちがネイティブアメリカンに殺され、その応酬でネイティブが殺される連鎖。ラストが重め。
西部開拓時代を扱った映画の中で重要な作品。前半の価値観の異なる男女のシニカルなロードムービーが、ラスト20分の強烈な事態にぶつかっていく。衝撃。
こつ

こつの感想・評価

3.0
同じ人間だと思いたくない。1番率直に浮かぶのはこの思いしかなかった。
しかもこれが事実という事に唖然としたし、目を背けたくなる描写が多かった。

ラストのシーンまでは2人のほのぼのとした雰囲気やちょっとした困難があったりで非常に見やすい。
それだけに差が激しく、かなりの衝撃を受ける映画でした。
かおり

かおりの感想・評価

3.5
描写がエグすぎる
目を伏せてしまうシーンがたくさんありました
これが現実にあったことだということをしっかり心に刻んでおきたいです
人種差別なんてなくなればいいのに…
Gam

Gamの感想・評価

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同じ人類であることに憤りを感じるラスト。命の価値を勝手に値踏みし下等と見做し、それらの意見は聞く耳持たずとして最後には大虐殺を行なった。人は自分に好都合なことしか認めない。それは人である限り仕方のないことだけれど、俺は公平な美しさを持って生きていきたい。
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