1969年ベルリン映画祭で公開されて酷評された若干24才のライナー・ヴェルナー・ファスビンダーによる長編第1作であり、女優ハンナ・シグラのデビュー作でもある。
ミュンヘンで暮らすチンピラでヒモ男の…
10年ぶりくらいにファスビンダーを見返す。
この辺りのファスビンダーはあまり印象に残っていなく、初見の時の印象とは変わらず。
ファスビンダーの青臭さが目立つ。
長廻しで喋るのを記録するより後年の…
再鑑賞
スーパーマーケットや野原で俳優が「自然」に演技している場面は、確かに「neu」で軽やかな空気が流れるが、そのどちらも後の破滅的展開の前振りに過ぎない。
いくら暴力的で排他的だったとしても、フ…
ファーストカットの余白の美しさ。ファスビンダー初の長編作。まだ未完成な感じはあるものの若者たちの堕落した生活の焦燥感が漂う良い作品。少ないセリフとトラッキングショット、長回しが印象的。ヌーヴェルヴァ…
>>続きを読むライナー•ヴェルナー•ファスビンダー監督
愛は死より冷酷
なんというか。生は死より冷酷みたいな感じがした。理由は死んでしまってはもうそこには何も無いから。
冷酷さを感じ取ることができるのは、銃…