ヘルツォーク傑作選。社会的弱者3人が手を取り合って新天地へ飛び出した旅は可笑しくもどこか物悲しい。“カスパー・ハウザー”を彷彿するキャラと台詞回しで演じる小熊のようなブルーノSの愛嬌溢れる魅力。
…
移民大国アメリカの幻想とその正体。あまりに辛辣なヘルツォークの眼差し。見た目はアメリカンニューシネマなんだけど中身は紛れもないニュージャーマンシネマ。
出所したばかりの男と娼婦と電磁気ボケ老人の3…
No.3120
『それでもトリは、踊り続ける』
========================
ヘルツォーク節、炸裂の大傑作。
ベルリンからアメリカへ夢を追って移住した三人組。
一生懸命…
ヘルツォークは「側からみると笑える」が「当人にとっては切実」な物語の、その両極をお話が成り立たなくなってしまうギリギリまで乖離させて描ける作家なのだと思う。
刑務所→ドイツ(ベルリン)→アメリカと…
【チキンが躍りっぱなし🐔】
史上最高のブラック・コメディである本作は、監督ヘルツォークから見た「異郷の地アメリカの第一印象」の話である。超大国アメリカはちっとも自由と平等の国ではなかった、という非…
個人的"見ると精神的に不安になる映画"第一位。虚しくも美しい映画。
70年代ヴェルナー・ヘルツォーク最盛期の作品の中でも、個人的には今作こそが地味ながらも最高傑作であると推したい。
ドキュメンタ…
普通に詰んだひとの悲しい話なのかと思ったけど、ラスト20分くらいが結構狂ってる
横移動
イーファが捨てた理由は、自分が水商売して金稼いでることに気づかなかったからだと思う。
イーファとシュトロツ…
刑務所から出たばかりのブルーノは夢を抱いて恋人らと共に自由の国アメリカに渡るが… 皆それぞれ重い記憶を背負い、多くこものを失っている。3人ともどこか悲しげで、人生やり直そうと思って来た異国アメリカで…
>>続きを読むこのいかにも旅の高揚感を煽るタイトルとアコーディオンを弾くシュトロツェクのジャケットで勝手に楽しげなロードムービーだと思い描いていたら見事に往復ビンタを喰らったような衝撃。何よりあのイアンカーティス…
>>続きを読む