ニックス・ムービー/水上の稲妻の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ニックス・ムービー/水上の稲妻』に投稿された感想・評価

106cc

106ccの感想・評価

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病と死を扱った映画に興味があったので見た

(勝手にヴィム・ヴェンダース レトロスペクティヴ#7)
8Niagara8

8Niagara8の感想・評価

3.8
ニコラス・レイが映画そのもの。
カメラに映る彼がやたらとかっこいいのである。
ドキュメンタリーと現実の境目などどうでもよくなってくるほど。
ヴェンダースのショットいいよねっていう、屋内外の構図。
ROY

ROYの感想・評価

4.2

ヴィム・ヴェンダース × ニコラス・レイ

「だがまたも現実の方がフィクションを上回っていた。結末が近いのだ」

◼︎ABOUT
敬愛するニコラス・レイが死に直面する姿をヴェンダースがつぶさに見つめ…

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煙

煙の感想・評価

4.0

冒頭、彼方にツインタワーを眺めて、イエロー・キャブ。このショットだけ、この上映回のみ2回見ることができてラッキー。ニコラス・レイの居室。ニコラス・レイの咆哮。ガン患者とは思えない。ビデオ。フィルム。…

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kkmuu

kkmuuの感想・評価

5.0

病を抱える老名監督と撮影が進まない若手監督がドキュメンタリー映画の「創作」を企むが、やがて現実とフィクションの間を漂いはじめ、ついにニコラス・レイはこのふたつを乗り越え自身が「映画」そのものになる。…

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flyone

flyoneの感想・評価

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映画における死は、単に不動であるのだが、この映画における死は、切羽詰まったものを感じざるをえない。じっさい、死が迫るニコラス・レイそのひとが被写体になっているのだから当たり前なのかも知れぬが、それだ…

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koss

kossの感想・評価

3.8

フィクションと現実の混交とか、映画と現実の越境とか、そんな解釈は適切ではないだろう。映画監督の人生の幸福な最期を映した遺言といえる作品である。

ニコラス・レイは何と幸福な最期を迎えるのだろう。死を…

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S

Sの感想・評価

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2024.0324
U-NEXT
最初の甲高い咳払いから、悲しかった。

死期の近い闘病中のニコラス・レイを撮るヴェンダース。自身も登場する半ドキュメンタリーなので撮る言い訳をしつつ演出(嘘)の中に幾許かの真実も含んでいるだろうという感じ。冒頭悪態つきながら目覚まし時計の…

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作品自体は複雑な構造だが、はっきりと残酷なまでに映されるのはニコラスレイの死期の近さである。
だからこそヴェンダースとニコラスレイは作家としての矜持を求めこのような作風にしたのだろうか。
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