この時代のフィルムノワールにしては、かなり過酷で非情な話じゃないだろうか。
暴力もさることながら、金と悪のドロドロとした関係に戦慄する。金が無いから悪事に手を染め、悪を為したものには罰が下り、時には…
所謂ラッキーナンバーを不正で当たらせて、配当金の出せない弱小の胴元を潰す話なのですが、時代もあって主人公はやっぱり道徳的。終盤の銃撃シーンは緊張感ありました。最後の埠頭のシーンは、やたらとかっこいい…
>>続きを読む邪悪な力の競り合いが息苦しさを画面の隅々に行き渡らせ、人気のない街を歩くジョン・ガーフィールドのロングショットが寒々とした孤独を纏い、開いていく扉から差し込む光が顔面をかけ上がっていく暗闇の銃撃戦に…
>>続きを読む「苦い報酬」というタイトルでのVHS。
「レッドパージ・ハリウッド」からのポロンスキー流れでチェック。
ポロンスキー初監督だが、冒頭からスピード感のある展開でぐいぐいみせる。
脚本家としての力が存分…