三國連太郎が泥棒して逃げている最中に別の事件の目撃者になるという話。
犯人でない人が死刑になるか、証言によって自分の黒歴史を世間に知らしめるかの葛藤。
裁判の場面の笑いはちょっと大袈裟だが、最後は…
タイトルは「にっぽん泥棒物語」。タイトル通り、義助が泥棒として生きる前半も面白い。
が、泥棒から足を洗い、モグリの歯科医として働き地元の名士となっていく後半がドラマチックだ。
その間に杉山事件の犯人…
途中で流れが変わってからのラストの応酬に見入る聞き入る
妻の心情の変化に重なりつつ
藁の中で煙草、で惹きつけられたところでそれが汽車につながっていき
お祭りみたいな田舎の野次馬
三國連太郎には…
盗人物語なのかと思いきや裁判もコメディに変えるとんでも作品だった。
ただ訛り聞き取るの難し過ぎて切実に字幕が欲しかった…途中から理解出来たけども…
戦後昼はもぐりの歯医者、夜は泥棒を生業とする三國…
言葉聞き取りづらいと思ったが面白いのなんの
主人公は泥棒稼業だったが、4度の服役を終えて足を洗う。そこで過去を隠して幸せを手に入れる
だが、冤罪を証明するために自分の過去を全てあかるみにして証言…
「嘘つきは泥棒のはじまり」を常習泥棒が官憲に言い放つラストが痛快。
アクの強いモノ同士、三國連太郎&伊藤雄之助の取り合せが効いてる。それに挟まれた佐久間良子の可憐なこと。下山、松川事件を皮肉り告発し…
凄い!
破蔵の話から杉山事件の話へ。
ラスト、緊張感のある音楽とともに、次どうなるんだろう…と思ったところで「終」。
また法廷で三国連太郎の背中に迫るカットが凄い。他の人の背中はぺらぺらの紙、三国連…
<他人のために! 泥棒が説く人の道>
主人公の義助はニセ歯医者の傍ら、土蔵破りの裏稼業を持ち、シャバと刑務所を往復しながら暮らしている。
だがある時、大事件の犯人らしき者たちを目撃したことから、冤…
土蔵破りを専門にしている泥棒の三國連太郎は、仕事に失敗した夜に、怪しげな男たちを目撃する…。
ストーリー、映像、俳優の演技と、どれも素晴らしくて、すごく面白い。
国鉄3大ミステリーの一つ、松川事件…