見沢氏については何も知らず、ただヤバそうな映画だという気がして、鑑賞。
すでに氏のことを知っている方からすれば、真新しさのない内容かもしれないが、個人的には、こんな人がいたんだと知れてよかった。
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新右翼活動家(新左翼でもある)であり作家の見沢知廉を中心に政治運動史を概観することができた。設楽秀行によるスパイ静粛事件の凄惨な一部始終が証言されていて、中盤はとにかく凄い。一水会の鈴木邦男や民族の…
>>続きを読む見沢知廉の母親とか設楽秀行の証言が生々しくてショッキングだった。インタビュー形式以外の、あべあゆみがベッドでまったりとたたずんだり、浜辺での這いずり、最後の爆発とか、イメージ映像みたいのあれなんだろ…
>>続きを読む10代後半〜20代半ば頃までは見沢氏の著作やエッセイ等たくさん読んできました。もちろん彼のしてきたことや表現したかったことなども理解して触れていたつもりです、共感するかどうかは別問題として。その上で…
>>続きを読む書籍は未読。見沢の妹役のあべあゆみ以外は彼を知る実在した人達で、あべの彼らへのインタビューにより、見沢知廉という人物の片鱗が覗えた。激動の時代を太く短く生き抜いたのだろう。機会があればタイトル本を読…
>>続きを読む《遠近を抱えて PartⅡ》を観てから鑑賞した。
「天皇の写真を燃やして踏みつけた」とスキャンダラスに取り上げられたあの作品は、約20分通して観るのは当たり前として、加えてこれも観ておかないと結局大…
新左翼から新右翼に転向、のちに『天皇ごっこ』という小説を書いた異色の活動家、見沢知廉のドキュメンタリー。
ハイライトは、見沢と共に仲間を内ゲバで殺した人が顔出しでインタビューに答えているところで、「…
見沢知廉さんを知ったのは、首都大学東京の宮台真司教授の本がきっかけです(「援交から天皇へ」というタイトルです。凄いタイトルですよね。宮台教授が他の作家や映画監督の作品を批評した内容です。)。
天皇ご…