「故郷を離れていなければ…仕方ない、それも運命だ」
ルキノ・ヴィスコンティの映画監督としてのキャリア前半生-ネオレアリズモの時代-の集大成とも言える作品。
第二次世界大戦後の混乱からの復興途上、貧…
本題の『ロッコとその兄弟たち』の方が内容に相応しい。兄弟1人ずつにフォーカスされる章構成になっている。
長男ヴィンチェンツィオの結婚をきっかけに一家で南イタリアの田舎からミラノへ移住した5人の兄弟…
ルキノ・ヴィスコンティ監督作品は貴族社会や富豪の世界を描く内容が多いのですが、今作はイタリアの労働者階級の家族の模様。南部と北部の格差も漂わせて善と悪、栄光と堕落を家族中心に対比させて行く。
過去…
南北の格差を扱った作品らしいがあまりそういう印象は受けなかった。お母さんが喧嘩してたのはそういう確執が原因なのかな。理解力が足りなくて悔しい。
若者のすべてってタイトルはあまり良くないと思うけど、長…