13回の新月のある年にに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『13回の新月のある年に』に投稿された感想・評価

相変わらずしんどい人を描くのが上手い。こっちまでしんどくなる。

ファスビンダー2作目
エルヴィンの最後の5日間を描く

夜更けの並木道
暗がりの中泡沫のぬくもりの為に
男娼を求めるエルヴィン
こんなに深い青で
表現する夜のとばり
スクリーン鑑賞では無い事に
秒で…

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3.9
屠殺場が勤務先だった主人公を観て王家衛のHappy Togetherはこの映画から少し影響受けてる気がした

このレビューはネタバレを含みます

その瞬間で1番正しいと思ってやったことにこんなにも人生全体が左右されるかもしれないと思うと何もできなくなる超怖いのでやめてほしい
FeMan
3.8

これはファスビンダーの中では今のところ暫定一位。
独白が長くて、その独白で話を繋げていく演出は、芸術系映画にはありがちな演出だけども。
急に出てきた牛の解体シーンにはさすがに目を背けた。

でも全体…

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opko
4.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物、照明、カメラの動き、ぜんぶが痺れる。ズタボロ主人公、大好物…
Jimmy
3.5

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作だが、本作はDVD-BOXライナーによれば、ファスビンダー監督が自分の恋人(もちろん男)を避けるようになっていた時にその男が亡くなった事から本作を作ったらし…

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KOU
3.9
解体される牛がそのまま映し出される衝撃的なシーン。エルヴィラも首の皮一枚つながったまま逆さにされた牛のように苦しくて辛い日々を過ごしていた。わかる人にはわかる。
hn
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ファスビンダーは何を撮って何を撮らないのか、そもそも撮らないものはあるのか。

生まれ持った性と愛への憧憬、自分でも底知れない愛されたいと思う欲望と寂しさに翻弄されるのは想像を絶する孤独があったと思…

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犬
3.5



男性から女性に性転換したエルビラ
過去に結婚をしており娘もいるが、男装して男娼を買い生きていた
そんなある日、一緒に暮らす男クリストフが家を出て行ってしまう
絶望したエルビラは、仲の良い娼婦ツ…

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