13回の新月のある年にに投稿された感想・評価 - 21ページ目

『13回の新月のある年に』に投稿された感想・評価

愛を求めて性転換手術をし、アイデンティティを喪失した者の最後の5日間。
ファスビンダー自身も元恋人を自死によって失っている。

痛みを読み上げていくような語り。
性の曖昧さ。不安定な生活。孤独。社会…

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vesper

vesperの感想・評価

3.7
タイトルの美しさとあらすじからずっと観たかったけど配信もソフトもなくって感じだったのですがいつの間にかU-NEXTで配信されていたので早速入会。

この時代のLGBTの生き辛さ。主人公に試練しかない。
i

iの感想・評価

-

どこにもいけなくなった感情と人生のどん底に陥った主人公が哀れだけど滑稽で、よくわからなかった。

首吊り自殺をする男の詩的でプラグマティックな言葉が最終的に人生に好奇心と希望を持ちながらも自己を破壊…

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このレビューはネタバレを含みます

どっちつかずの性的アイデンティティも壊れ、家庭での居所が既にないこと、アントンとのつながりも既に断ち切れていることを再確認し、自死を遂げる。その間、初めて会う人とも交流するが、会っては別れる。修道院…

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OASIS

OASISの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

エルヴィラはその外見から想像もできない寂しさを隠した強い女性、いや男性だ間違いなく。
強く生きようとしても世間はそうさせてくれないジレンマと孤独感。
しんどくて辛い映画だ。

彼はいつから死のうと思…

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cm

cmの感想・評価

-

本当に大好きだな〜
過剰生産の裏で増幅する虚無
キッチュ、下らない、馬鹿馬鹿しいものたちの
針跳びしてるレコード
アントンザイツ(aiのザイツ笑)の部屋でのダンス
左肩に三回唾を吐いて
「私時々頭が…

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口がきけなくなるような映画

「スープが水っぽいと、小麦を入れるようなもの これが愛なのかしら」

7年おきに来る太陰年に新月が13回巡る年が重なると、なす術なく破滅する者が幾人も現れる。その条件が揃うのは20世紀で6回。この危険な年がやってくる⋯

1978年7月24日 フランクフルト
男から女…

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てぃだ

てぃだの感想・評価

3.0

幸せというものは存在しなくて
それを探す過程が楽しい


そうかもしんない
突如ミュージカルが挟まれたり
屠殺の血に
唖然としたり
人の自殺を
ただ眺めていたり

生きにくさって
何なんだろうな

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一

一の感想・評価

3.0

ドイツの鬼才 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品

男性を愛するために、女性へと性転換する主人公エルヴィラの悲しき命運を描く

同性愛者であることを公言しているファスビンダー監督自身の心情…

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