ジョーカーにも負けず劣らないのホアキン(フレディ)の狂気的演技。カメラワークの妙、真実と妄想と記憶と混在する展開に混沌としながら鑑賞。フィリップ・シーモア・ホフマン(ランカスター)もういない彼の恐ろ…
>>続きを読むホアキンが演じる人たちは狂気に満ちているけど、圧倒的に何かが欠落している・何かを喪失していることによる狂気だと思う。
実際のところなんてどうだか知らないけど、そういう欠落や喪失による狂気を我がものの…
通な方々がPTAと略して呼ぶポール・トーマス・アンダーソン監督、正直自分は略称で呼べるほどよく知らないし観てない。参考商売やってる映画評論家の受け売りする気もサラサラないので、一言で感想を述べよとな…
>>続きを読む思い通りの人生
「解放されます」と興味を煽る彼ら。
主人公の人間性は物語の冒頭数分でしっかりと見えてくる。
周囲の人間の影響で変わりゆく思考と潜在的な野生のバランスをとても繊細にでも大胆に描かれて…
戦争に限らず、家庭、学校、職場などあらゆる場所での肉体的、精神的暴力の被害者になり得る可能性は全ての人にある。
受けた傷は文字通り「身体が記憶」し消し去ることはできない。
ただ、例えばアパルトヘイ…
録画してたダークナイトライジングを観るつもりで観てて、15分くらいで違うなー(おっぱい出てきたし。。。)と気付いたものの最後まで鑑賞。。。
個人的には嫌いでないけどあんまり他人に勧めはしない部類のも…
終始一貫して、ポール・トーマス・アンダーソンが描いているのは、あらゆるかたちで挫折していく父性のように思う。このことは、フィルモグラフィを概観するように『マグノリア』(1999年)に記した通り。
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