~落語の目的は人間の業の肯定~
談志ディレクターズカットを鑑賞しました。談志師匠の、「落語は手段である」という考え方に驚いたとともに、じゃあ、目的は何なのよ?師匠曰く、「落語の目的は、人間の業の肯定…
“だんしがしんだ”から早10数年、でもこうして観ると残した芸は生き続けてる。流麗で美しかった志ん朝、型破り破天荒だった談志、どちらも大好きだった。志ん朝の「幾代餅」談志の「鼠穴」テープが擦り切れるく…
>>続きを読む正直なところ私は立川談志があまり好きではない。
早口でボソボソ喋るから聞き取りづらいし、間が長いので、集中力が園児並な私には持たなくて…。
だからベタに聞きとりやすぅいというか美声な志ん朝が大好き…
対談やインタビューは耳にしたことはあるのだが、談志の落語を聞いたのはおそらく初めて
芝浜自体も談志に限らず、こういう内容と初めて知った次第
ちなみに芝浜は高輪ゲートウェイ駅の駅名候補公募で第3位…
「高輪ゲートウェイ」とかいう野暮な駅名に決めた奴は死ね。
死んで談志に、そして「芝浜」を受け継いできた先達に詫びろ。
形のない芸術を未来に残すチャンスだったのに、かえすがえすも残念。
ドキュメント…
実は以前から漫才を書いてるんですが、私が好んで書くのは所謂「ボケ・ツッコミ」では無く……説明するのは難しいですが、ボケの代わりに”堂々とした不条理”のようなものを当てはめたシュールな漫才で。
私は…
立川談志にまつわる知識は何もない。
ただ、媒体、落語を聞いて、ただならないほどに面白いおじさんとだけ思って。
自分を身が捩れるほど笑わせてくれた人、ぐらいの記憶しかない。
イリュージョン。
落…
談志落語は、談志さんが生きてる頃はそんなに好きになれなかった。
そもそも落語を好きになったきっかけが、談志が嫌いそうな桂枝雀だったからかもしれない。枝雀はシンプルに笑いの落語を追い求め、談志は落語の…