子供を亡くした夫婦の感情の機微を描いていく映画
冒頭モノクロ、絵画のような夫婦の挿入シーンから展開されるのがラース・フォン・トリアーらしい
ほぼ全体を通して登場人物が2人しか出てこないのがより2人の…
病室の手ぶれでライブ味ある映像から急にぬるぬる動く花瓶のズーム
右手にびっしりの吸血害虫
不愉快の琴線を一本づつ丁寧に逆撫でしてくれる
陰鬱で悪趣味な映像が続くのに繊細で美しい(森林のサブリミナルと…
このレビューはネタバレを含みます
自分自身が最大の恐怖になってしまう主人公が面白い。森や海などの自然が母に喩えられるように、生命を宿す性であることへの混乱が森に投影されたんだろうか。主人公はキリスト教的な倫理観と、反キリスト教的な自…
>>続きを読む「鬱三部作」の1本目に相応しい作品だったな。深い悲しみとトラウマで倒錯していく鬱描写が見事で、やたらと攻撃的になったり即物的な刺激で自身を慰めたり、あげくの果てにはえげつない自傷行為に至るまで、自身…
>>続きを読む個人的には結構好みの作品。
グロいとかエロいとか色々置いといて、ラースの美学が詰め込まれてる傑作だと思う。
最初の悲劇が起こるところとラストの奇妙な出来事の場面がずっと頭に離れないぐらい永遠の時の中…
最悪なオープニング…のせいでシャルロット・ゲンズブール演じる妻が精神的に壊れてしまって精神科に入院してしまう…
ソコで夫でもセラピストでもあるウィレム・デフォーが投薬治療も入院もやめさせて自分に任せ…
このレビューはネタバレを含みます
一番分かり合えてない作品ではあるが、アヴェマリアとかスローのカメラとかキャッチーで忘れられない 聖書の適当なページを開いて見つけたみたいな台詞を言う時がある(鹿だか狐だかカラスがどうとか…)
トリ…