堀辰雄の『風立ちぬ』と堀越二郎の零戦開発に荒井(松任谷)由実の『ひこうき雲』を絡めて、厚みのあるアニメーションに。
それぞれの素材だけでも一本の作品になるところを、観る側の心象で、大空、雲、飛行機、…
大正から昭和にかけての日本。戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、いつか美しい飛行機を作り上げ…
>>続きを読むジブリらしからぬ作品。震災や戦争を取り上げているけど、そこには移入せずあくまでも堀越二郎の話からブレなかった。共感できる部分は少なかったけど、「生きねば」という強いメッセージは本当にしっかりと伝わっ…
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