このレビューはネタバレを含みます
丘の上のポツンと修道院
俗社会から守られてると信じている修道女‥と言うより現代社会から解離してる修道院。
里親の元を離れてドイツで働いていたアリーナは心を病み愛するヴォイキツァのいる貧しい修道院…
アリーナに共感しすぎて一緒に頭おかしくなりそうだった
せめて頼れる人があとひとりいればなあ
どん詰まりの状況で助けを求めてたった一人頼れる心を許してる愛してる人に久しぶりに会ったら宗教の話しかしなく…
文化、宗教観の違いが多すぎたのもあるのか、終始なんてこったの気持ちで視聴していました。
アリーナの自分勝手な怒りや関わる人々の悪意の少なさがあまりにもリアル。
どんなグロ描写より、人間や社会そのもの…
淡々とBGMもなく
日常的に映されていく静かな映画ですが
長い尺にも関わらずラストまでハラハラしながら
面白く見られました。陰鬱で空虚だ…。
カメラワークが独特で、終盤ヴォイキツァを捉えた
長回しが…
心を痛めて悩んでいる
思い詰めて弱っている隙間に囁く言葉
知らずに犯している罪を見つけることのできる464のリストを修道女が読み上げるのを聞いていると思い当たる項目が一杯だった 心が痛い
救いと…