映画化されるにあたり、小説『共喰い』こそが一番であり、これは映画との「勝負」だと語った田中慎弥。鑑賞後、彼が寄せた「『共喰い』の絵空ごとの要素、神話性のようなものが、映画という美しい嘘と抱き合って強…
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重く暗い映画。菅田将暉見たさに観賞。とにかく暗い。花が欲しかった。菅田将暉の彼女役は二階堂ふみクラスの女優ならまだ見応えあったかも。父親に、彼女が襲われるシーンがあった方がアクセントがあって良かった…
>>続きを読む昭和中期以前の身勝手で狂気な男たちの業をきっかけとしたドラマという時代の切り取り方が秀逸。昭和のあの独特の狂気が懐かしく思い出され、辟易させられた。
生臭くて、イカ臭くて、汗臭くて、カビ臭くて、い…
集英社 ・2013『共喰い』製作委員会