ルイ・マル、筒井康隆、モンティ・パイソン、ホドロフスキーあたりを思わせる猥雑とユーモアと混沌とナンセンスと諧謔と破滅的カタルシス。これはカルトになるしかないエネルギー。
精神病院患者のひらたく言え…
普通の人間が去った街に、言い方は悪いが狂人のみが残る。兵士と精神病患者。破壊する事しか出来ぬ馬鹿な兵士に比べ、壊れたものに命を吹き込む精神病患者の美しさと尊さ。大好きなジャン=クロード・ブリアリ、ジ…
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単にコメディ映画や戦争映画に終わらない、本当に危ういところを突いた映画だと思いました。
世の中が「戦争」という狂気の時、彼ら精神異常者は、町に繰り出し華やかな楽しい日常を過ごした。彼らにとっては「…
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なんとも言えない気持ちよさで見終えることができてよかった。戦争ってやっぱり愚かだよね、結局世間的に愚かに見えた人々の方が賢かったよねみたいな話。
正直、最後爆弾止めたように見せかけて、時間差で爆発…
映画評論家の町山智浩さんが、オールタイムベストに挙げていた映画なので、前々から見たいなと思ってたのですが、レンタルビデオショップではVHSしか置いていないし、わざわざDVDを買うのは気が引けるので、…
>>続きを読む至近距離で撃ち合う兵隊たち。
相殺する両軍を見てシラケる精神病患者たち。
このシーンに集約されるような戦争の狂気を、精神病患者と比較する形で浮き彫りにする素晴らしき反戦映画。
ふたりが一目惚れする…
©1966 – Indivision Philippe de Broca