このレビューはネタバレを含みます
紛うことなき石井隆ワールドを堪能する!。佐藤寛子(次女役)のヘアヌード丸出しの濡れ場や大胆なアクション、女体の雨霰。
老いたセクハラ父さん役・宍戸錠も印象的で日活ロマンポルノ時代からの石井隆らしい…
アナログ時代の名監督がデジタルで映画撮ると微妙になってしまう現象に名前を付けたい。高橋伴明の『夜明けまでバス停で』もそうだったけど、カメラワークはいいのにデジタルのせいでセット感が出てショットの良さ…
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名作『ヌードの夜』の続編だが、作らなければよかったとは言わせない圧倒的クオリティ。
石井隆監督、安定のライティングとカメラワークのかっこよさ。ネオンがぎらぎらと照らす。露光オーバー気味の映像は、強み…
世評は高くないし実際失敗してる部分も多い(特に後半)が、前作よりも、何なら石井隆の中でトップクラスに好きだ。
佐藤寛子演じるヒロインは”名美”ではないが、『天使のはらわた』時代のヒロイン像に回帰した…
照明がかっこいい。お話はまさかの冷たい熱帯魚風味。擦れた世界で擦れた男と女が、愛し合うようと思いきや、相手は悪魔だったと言う話。低予算なのでチープに見える部分も無いわけではないが、凄く面白く見れた…
>>続きを読む思っていたより93年『ヌードの夜』の続編だった。事件が直接言及されるし、オープニングも踏襲している。名美はもういなくなっていて、村木(紅次郎)とれんの物語なのだが、相変わらず、というか石井作品の男連…
>>続きを読むあれから17年の時を経て
村木は歌舞伎町を彷徨う
あのときあったコマ劇場はもうない
変化する歌舞伎町に戸惑う村木
序盤から井上晴美さんと飯島大介さんの壮絶なシーンから始まり歪な姉妹と母親の物語が…
17年越しの完全続編。
ささやかな名美への愛の為、人生をボロボロにされた紅次郎が出会うのは、『冷たい熱帯魚』級の女家族! ボディをちょっだけ透明にしちゃいます。
簡単に紅次郎を幸せにしない石井監…