パトリオット・デイの作品情報・感想・評価 - 9ページ目

「パトリオット・デイ」に投稿された感想・評価

アもん

アもんの感想・評価

3.8
事件から3年ちょいで、こんな映画を作れるアメリカ。それが許されるアメリカ。スゴい。
犯人の子供の無邪気なところが印象的。
キーパーソンのピックアップもうまい。
映画の伝える能力はすごい。
でもやはり最後のドキュメントのところの方が力がある感動があるということを、実話映画のラストには思い知らされる。
グロテスクなシーンも避けてなくて素敵だった。
ただ、その名の通りパトリオット側の目線ばかりな映画だったので、また他の立場も欲しかったかな
アメリカ万歳を唱えながら悪いヤツをとっちめるという展開は同監督作の『キングダム』に通じるところがあった。

しかしマーク・ウォルバーグも一昔前のブルース・ウィリスのように
"ボヤきながらも事件解決していく警官役"がすっかり板に付いてきたなぁ(笑)

犯人の雑な逃避行によって突然始まる銃撃戦がイイ!
住宅街でドンパチやりだして、犯人側も流石に警官相手に分が悪いと思いきや、手作り爆弾の雨あられで現場がぐちゃぐちゃになるアメリカンな展開が興奮させる。

キラリと光る脇役も多くて、犯人の妻を尋問する黒人女性と、ハゲカッコイイ制服警官の存在感が良かった。

そして最後の実在した人物のインタビューは蛇足だったなー。一気に冷めてしまった。
Tatsu

Tatsuの感想・評価

3.0
この悲しい事件からもう5年です。
忘れてはいけなかった恐怖を思い出させられた感覚になります。
目を背けたくなるシーンもあります。
でもこういう映画は必要だと思います。
状況証拠保全のために放置された子供の遺体に寄り添う警官のシーン、この事件で片足を義足にした男性が再開されたボストンマラソンを完走したシーンは心揺さぶられます。
ただ、本作最後の被害者達のコメントの一部にはなぜこの映画に選んだのかというものがあります。
「この事件では逆に結束する精神を得ることになった。」
良い機会だったと捉えることで勇気づける気持ちはわかります。
でも、この事件は人が起こしたのですから防ぐことはできたはずで、今当たり前のようにある考えや社会の仕組みについて考え直さなければならないと反省する機会と捉えてほしかったです。
破壊や痛みを伴うことで強くなる、成長するというのはこの映画では伝えるべきでないメッセージだと思いました。
kanegone

kanegoneの感想・評価

3.4
当たり前だけど、全ての人にはその人の生活があり、価値観がある。

この映画は「悪のテロリストと超人的なヒーローが闘う」という話ではないので、ジャックバウアーみたいな人は出てこない。爆弾テロが、どういう人たちに、どれほどの影響を及ぼしたのかを描いている。

悲惨な描写だけではなく、捜査部分はスタイリッシュに、アクションは派手に撮影され、「みんな観た方がいいよ」と人に勧めやすい内容になっている。

多様性によって、危ういバランスの上で成り立っているアメリカの苦悩も表現されており、誰もがテロに脅えずに暮らせる社会をつくりたいと願う人には、ある種の救済のような効用を持つ映画になっている。

日本でも、地下鉄サリン事件や新幹線内での虐殺ほどの大事件でなければ、車で歩道に突っこむ、刃物を振り回すなどの無差別攻撃は定期的に起こっている。

今年、地元にけっこう近いところで、無差別めった刺し事件があってから、自分の大切な人がそういう被害に遭わずに済む方法を、ちょこちょこ考えてきた。

加害者が求めてるものって何だ?

「自分の存在、自分の言い分を認めてほしい」

やっぱりこれ?

もしそうなら、この映画の最終的なメッセージが、ボストンの勝利を宣言する、警官や捜査官に捧げる、という結びになっていたのが個人的には残念だった。

警官は絆創膏や抑止力なので、警官が活躍しても、社会全体に根ざした民族的な脅威は消えない。

誰もがテロを心配せずに暮らせる社会をつくりたいなら、より多くの人がまあまあ、そこそこ納得できるような「受容」を日常的に感じられる社会を目指す必要がある。

アメリカにおけるイスラム、アジアの人たちが受容を感じられるような結びになっていれば、こりゃ素晴らしい映画だ、と思えたが「ボストンよ、強くあれ」の輪の中に、イスラムの人は自然に溶け込めないだろう。あの結論では、テロがなくならないわけだ。

最近ハフポストから発信された「日本で暮らすハーフに、大坂なおみ選手がくれたもの」という動画を見ていると、こういう影響こそが民族的な脅威を減らすのであって、排他的制圧活動はテロ対策になっていないと思ってしまう。

こういう映画は白人が元気を出すための娯楽だからいーんだよ、と言われたらそれまでだけど、排他的武力制圧→勝利宣言を繰り返している限り、おそらくまた誰かが爆破されることになる。

その時そこにいるのが、たまたま自分の子供かもしれない。この映画を観て、最も強く感じたのはそこだ。新幹線くらい、安心して乗っていられる国で子育てしたい。でも今は、その程度の治安が疑わしくなってきている。

「むしゃくしゃしたから、そこにいた誰かをめった刺しにした」というのなら、「むしゃくしゃしたから、ゴミ箱を蹴っ飛ばした」で済ませられる程度の社会にしておきたい。無差別攻撃の抑止を実現するには、排他的制圧ではなく、受容が鍵だと思う。

つい考えこんでしまう映画でした。
2013年のボストンマラソンでのテロ事件を基にした映画です。

被害者の痛み、捜査官の熱意、テロ犯への怒り。
さまざまな感情が湧いてくる映画でした。

そんな中で、ちょこちょこ挟まれるアメリカン・ジョーク的な小ギャグがちょっと合ってなかったかなぁと思います。
どこまでが現実なんだろうと急に冷めてしまった自分がいました。
重く、堅くなりすぎないように、ってことだったんだろうとは思うんですけど…。
ダイナ

ダイナの感想・評価

4.0
観終わった後はふぅーっと
溜息がこぼれます。
力強いメッセージが
胸に伝わってきました。

この映画を観ていると、
なぜだかわかんないんだけど
ところどころで涙が出る。
涙の理由は自分でもわかりません。

ピーター・バーグと
マーク・ウォールバークの
タッグはやっぱり期待を
裏切らないですね。

ローンサバイバー、
バーニングオーシャンと
続けて面白かったので
必然的に期待度は上がるのに、
その期待以上に応えてくれる。
さすがです。

2013年にボストンマラソンで
起こった爆発テロ。
当時、ニュースで流れて
いたのを思い出しました。

実際に起こった出来事を
映画にする作業は
本当に難しいと思う。
フィクションをどう
入れ込むかが重要だし、
でも入れ方を失敗すると
観客に違和感を覚えさせて、
ストーリーには入り込めなくさせてしまう。
作り手の腕のすごさがわかります。
全世界の人に観てほしい映画です。

そして、来年またこの
タッグが観られるそうで。
最新映画も気になるー!!
評価低そうだけど
もう、ここまで観たら
絶対見よう!!
2017年鑑賞した映画の中で2番目に面白かった作品。

これは2013年に実際に起きたボストンマラソン爆破テロ事件から、犯人逮捕するまで実話を基にした作品。

実際の映像が使われていたため、テロの恐ろしさが本当に怖くて怖くて緊迫感も半端なかった。

このテロ事件で手足を失った人がいるけど、愛だけは奪われなかった。
それぞれの絶望から愛の力で立ち上がって前向きに生きる人々の姿に心打たれた。

何があってもボストンは絶対に負けない
ボストンよ強くあれ!

愛に溢れた素敵な作品です。
ありがとう!

最後にこのテロで命を落とした方々にご冥福をお祈りします。
実際にあった事として知らなかった事を知れてよかった。映画として楽しむと言うより胸が痛くなりました。
ELICA

ELICAの感想・評価

3.9
スピード感がとても良かったです。
凄く悲しい話ではあるものの愛に溢れてる素敵な映画でもありました。語彙力が足りてない
akinamtmt

akinamtmtの感想・評価

3.5
ボストンマラソン爆破事件。
その時、どんなことが起こっていたのか
誰が、どんな想いでいたのか
そして何を思って犯人に立ち向かい、解決へと向かわせたのか

身勝手な考えに基づいた正義はやっぱりほとんどの人にとっては迷惑だし
ましてやそれで普通に生きていた人の命を奪うなんて許されることじゃないし

8歳の子供の遺体が証拠品として扱われたり、住宅街で銃撃戦が繰り広げられたり、テロは言わずもがな、米国の恐ろしさときたら…