[] 70点
1984年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。オタール・イオセリアーニ特集上映配給のビターズ・エンド様よりご厚意で試写を観せていただく。オタール・イオセリアーニ長編六作目。ダルメシ…
オタール・イオセリアーニ監督『月の寵児たち』(1985)
清濁併せ持つ街から芽生えるささやかな悪意や恋、統制と反逆ー
"ショット"を撮るとはまさにこのこと。
すべての"ショット"に無駄がない。無…
フランス行ってからの作風のほうがしっくりくる。窃盗を起点に巡り合う人々と物を断片的なカットの積み重ねで感じさせる。明らかに映画的に演出された人や物の動きとその結果おこるキメの画面が最高。コケたバイク…
>>続きを読む【とにかく皿がよく割れる】
「月の寵児」とは聞こえがいいが、要するにここでは空き巣のこと。
主役級の登場人物はおらず、チョイ役以上のキャラが何人も出てきて、数多くのヒト・モノ・コトが終始絶妙に絡…