「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している」
(村上春樹『ノルウェイの森』)
当初息子アレハンドロのものと思われた物語は、中盤から父ハイメのものへと転化する。
ハイメは無神論者の共産…
ホドロフスキー監督の23年ぶりの新作。
1920年台、軍事政権下のチリで、厳格な父親と、息子を自分の父親の生まれ変わりとして信じる母親のもとに産まれたアレハンドロ少年は、親の愛を受けたい一身で、自ら…
初ホドロフスキー監督
もう10年くらい『エル・トポ』も『ホーリー・マウンテン』も観たいのに廃盤だったり、配信が無かったりで観られていない…
なので今回初鑑賞なのですが、確かにシュールというか、パン…
ホドロフスキー版『フェイブルマンズ』は一味も二味も違う。ハリウッド映画では絶対できない表現を次々にぶっ込んでくる。さすがホド爺だぜ!途中から完全に父親が主人公になってキリストの話みたいになるのには笑…
>>続きを読む©“LE SOLEIL FILMS” CHILE・“CAMERA ONE” FRANCE 2013