パリからアルルに移り、耳切り騒動で入院、サン=レミに転院、回復してこのオーヴェル=シュル=オワーズに医師ガシェを頼って静養に来たヴァン・ゴッホ。
安宿ラヴーの屋根裏に身を寄せる。
この頃から、長いキ…
ゴッホ映画といえばロバート・アルトマン監督、ティム・ロス主演の「ゴッホ」(’90)やヴィンセント・ミネリ監督、カーク・ダグラス主演の「炎の人ゴッホ」(’56)を思い浮かべる人が多いと思うが、この映…
>>続きを読むモーリス・ピアラつながりでDVD鑑賞。
次々と眼前に現れる構図の見事さに唸らされた。
人物の動きは、全編を通してほとんどが縦構図(前後の動き)で、一般的な横の移動は、(後述するが)数えるほどだった…
有名な自画像からは気難しい印象があったが、はたして。
ゴッホは亡くなってから評価された画家で、生存中はほとんど弟に生活の面倒を見てもらっていた。
かかりつけの医者の娘との関係や弟との葛藤などが描かれ…
【モーリス・ピアラ、自分をゴッホに重ねて】
「ひまわり」「星月夜」など多くの傑作を遺し、ポスト印象派の顔となったフィンセント・ファン・ゴッホ。しかし、彼の活動はたったの10年だといわれている。作風も…
世界的な知名度と人気を誇るフィンセント・ファン・ゴッホが気になった時期があり、かなりの数の映画を観て、本も数冊読んで、自分なりのゴッホは確立している。
モーリス・ピアラ版があったのを知らず、興味を…