有罪を無罪にひっくり返す作品だと思って観ていると当てが外れる。
裁判に次々に呼ばれる証人の証言によって、犯人と被害者、
そして被害者の妹のドロドロした人間関係を暴いていく作品です。
冒頭で犯人が…
法廷ものは数多あるが、これは白眉。
同棲している恋人の姉を殺害し、当人もその罪を認めているという単純な事件の真実を法廷が明らかにしていく。こういったスタイルを採る映画もまた少なくないが、本作は裁判の…
宮内(渡瀬恒彦)からヨシ子(大竹しのぶ)への最後の台詞「おぼこい顔して・・・」が印象に残る。
法曹三者がキレもので見応えあり。
証人尋問のシーンが、みなさまの一般市民ぶりが上手で、感心しきりの面…
多分、小説だと面白いと思うが、日本の法廷シーンは動きがなく、ただの会話劇になるのが残念。
渡瀬恒彦の存在感があり過ぎるが、印象派強い。佐分利信がこの映画のキーマンになってストーリーが進んでいる。
脚…
19歳の青年が起こした殺人事件。その真相へと迫る検事たちや裁判、事件の背景を描くサスペンス作品。
粛々と機会的に進んでいく裁判をリアルに描いているのが一周回って新鮮に感じた。
判決直前に裁判官たち…
鑑賞記録です。
『温故知新』
昭和キネマとして豪華にして贅沢。
“あばずれ”、“ろくでなし”な演技が今としては新鮮。
恐れながら、佐分利 信 殿の存在感が本作で一番。上手い。
経験の裏打ち。素…
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