シリーズ第十八作。エログロが強調され始めることで殺伐としてくるというか、死のにおいがプンプンしてくる感じは良い。まぁそれってシリーズ末期感でもあるんだけど…。しかしだからと言ってあまりにも満身創痍で…
>>続きを読む本作はハードボイルド・テイスト強めで血しぶき多め。登場人物の掘り下げがやや不十分で人情味が希薄と言う気は確かにするけれど、『破れ!唐人剣』に続いて安田公義監督は自分の好みに合うのかもしれない。陰影と…
>>続きを読むクライマックスの刃によるぶつかり合いと地に伏す悪党という絵面が、このシリーズの特徴だ。本作でも、その事を強調するかのように、医者の順庵役の志村喬と用心棒役の待田京介の渋さでストーリーを落ち着かせ、あ…
>>続きを読む秩父を旅していた市(勝新太郎)は浪人・小鹿野弦八郎(待田京介)ら一味に斬られた百姓と遭遇し、医者の順庵(志村喬)の家に担ぎ込んだ。
順庵とその娘・志津(三木本賀代)の好意でしばらく世話になる事になる…