ブルーノ・ガンツの演技、良すぎでは…
故郷から離れて、どこにも居場所がなくても必死に生き延びなければならなかった時代と、現代の絶望
終盤、作為的に美しいシーンが悪目立ちしている気がする、テオ・アン…
エレニと夫、彼女を思い続ける男、1953年のスターリン終焉の年から激動の時代を生き抜いた3人の物語、そして2000年現在のエレニと息子と孫娘の話が交互に進んでいく
『エレニの旅』に続く三部作の二作…
アンゲロプロスは時と記憶が交差するなかにしか人は生きられない、という宿命を映す。
Aが撮ろうとする映画は、彼自身の人生そのものであり、そして観客が観ている映画もまた、構築された記憶の断片でしかない。…
「エレニの旅」から続く「二十世紀三部作」の二作目にして、最終作「もう一つの海(仮題)」の撮影が開始した直後に監督の交通事故死によって製作が頓挫したことで、遺作となってしまった作品。
「エレニの旅」と…
ブルーノ・ガンツ、イレーヌ・ジャコブ、ミシェル・ピコリが街を歩く場面が好き。背景に見えるクリスマスツリーの存在感がなんとも言えず好ましいし、駅の階段の踊り場を文字通り踊り場にする場面も素晴らしいしが…
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