なんかベルトルッチみたいな映画
彼女からは強さが一ミリも感じられず、男の周りを飛び回るハエ。この作品をロウ・イエがなぜ撮ったかを考察する必要がある。
そういえば始めて颐和园観たときもベルトルッチを…
『天安門、恋人たち』ほどの強烈かつ政治的な必然性は無いが、似たテーマの中にインターセクショナリティの目線を持ち込んでるのはロウ・イエの監督としての変化。
BLMなどそうだが、現実世界で交差性が意識さ…
二重生活で空から俯瞰するショットが多用されていた一方、こっちは電車や車からその街に入ってきてぼんやり窓から眺めた景色、旅人の視点そのもののようなカメラワークが印象的だった
これが普通の恋愛群像劇な…
途中まで一面的な暴力的な恋愛の話で観てるのがつらかったんだけど、中国に戻るあたりからいきなりめっちゃおもしろくなった。権力のことや、空虚な世界のことを話ししたいのがわかったし、わかりにくいけど伝わる…
>>続きを読む北京からパリにやってきた教職についてる女性ホア、さみしさを埋めるように、昔の男や、知り合った男と関係を持つ。たまたま知り合ったマチューとその場で体の関係に発展し、激しく愛し合うようになるが・・
…
水に浮かぶ花 誰にもわからない
心と体、過去と未来、血と地と…、神懸かった同等の対比が複雑に糸を絡ませ、愛は何処かと迷わせる。
女々しいとは男の為にある言葉、深く溜め込んだ彼女は現実的な白い光を浴…