このレビューはネタバレを含みます
生まれてからずっといるのにここをふるさとだと思えるのはどうしてか、という問いに、物理的に距離が離れるのと、心理的に距離が離れるのは同じことだと思う、消えてしまった故郷を、また見たいからここで頑張りた…
>>続きを読むようやく観られた。”街”を「破壊」した津波を記録する映画でもあり、同時に東北の”人々”(友人や夫婦・姉妹…etc)の絆の「(再)構築」を記録する映画でもあるなと。インサートとして差し込まれるのは荒廃…
>>続きを読む優しいドキュメンタリーあった
どう映したいかっていうズルさを除いて、なんで撮りたいかをわからせてくれた
撮る側に曖昧さがあることをちゃんと映してたり、話す人がそう話したいと思うことを優先させたりして…
このレビューはネタバレを含みます
人の話を聞くということ……。
ふるさととは、物理的に距離を置いてはじめてそう認識するものではないかという問に対して、同じ場所に暮らしているとはいえ、元の町はもうなくなっているから、距離が生じている…
濱口監督、酒井監督が撮るインタビューは一方的でなく相互的で、インタビューする側、される側という単純な構造にあてはめにくい。会話している人達はお互いに聞き合い、話し合い、自然災害とは人間関係ありきの惨…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
・冒頭、紙芝居
・ウーン、ウーンという波の音
・対面、インタビュー
・友人を亡くした女性、読書好き
・経験の度合いによる差、溝
津波を見た人、直接は見ていない人
・ふるさとについて、残るか去…
このレビューはネタバレを含みます
「世界を貶めないために、自分自身をできる限り小さくする」というハッピーアワーの台詞を思い出した 記録映画とはその一つのやり方かもしれない
追記:本作に於いて「故郷にすみ続けるかどうか」というのは一…
実際の津波の映像を使うこともなければ、当時の悲惨な状況を映すこともない。ドキュメンタリー然とした、過剰な演出はしない。
震災の渦中いた人々に話しを聞く。ただ淡々と、誠実に、彼らの話しに耳を傾ける。…