死に向かう一侍を囲む人々の成し様を描いた作品。
生きるとは、心の持ち様である。
最も今のあたしの心に響いたのは、
「美しい景色を目にいたしますと、自らと縁のあるひともこの景色を眺めているのではない…
素晴らしい台詞が多いのだが、それと同時に難しい言い回し、誰それ?という登場人物に惑わされた。しっかり理解出来たらもっと感動出来たろうになぁと。ただそれぞれが一本の筋を持っていて武士としていうより一人…
>>続きを読む十年後の切腹を命じられた武士と、そのお目付けを命じられた男の物語
「お家のため、悪しきことも余儀なくされる」
自らに一切の非がないと分かっていながら罰を甘んじて受ける…
自分自身を捨ててでも仕える…
真面目で優しい映画。
男は10年後の切腹を命じられ、それも残すところあと3年になったころに監視役として主人公がやってくる。話のあらすじをみただけでもお堅い武士の話の雰囲気が伝わってくる。ただ最近の時…
とても静かに静かに時の流れる時代劇です。
罪を犯し10年後に切腹を命じられた武士に役所広司、その見張り役を命じられた若い武士に岡田准一。脇を固める俳優陣も名優ばかり。
役所演じる戸田の実直な人柄…
小泉監督って、寡作な方のようですが、それぞれが味わいがあって良いですね。
今作は先に原作を読んだのですが、なるほど、直木賞受賞作でしたね。
そして、その実写化の成功例だと思います。
あと、この監…
3年後に切腹を控える武士と彼の監視を命じられた青年武士との生きざまを描く
役所広司 岡田准一共演で凛とした武士を演じ二人とも落ち着いてる~
師弟の絆や家族愛、夫婦愛など美しい描写もあり邦語らしい日…
うーん。黒澤監督の所作のようなものを随所に感じるんだけど、いかんせん、映像が弱い。自然の光や風や季節、動きなどの映像が弱くて残念。このきれいな景色を想う人も見ていると思うだけで支えになるって台詞のそ…
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