話すことって難しい
子供の頃によく
「いつ、どこで、誰が、何をした」ゲームをやりました。
人数分の紙を用意して、
紙の上にまず"いつ"を書いて、
書いたら見えないように紙を折る。
それを隣のや…
リレー方式の造話集。年配女性が親に売られた話をする。監督がかける言葉は「作り話でいいから話を続けて」。戸惑う女性。語り手が演者になったりするし、「カット!」の後も登場人物を映したりする。虚と実の境界…
>>続きを読むあらゆる手段で語られる物語はきわめて自由で、そしてやがてある文化そのものとして自律して動き出すかのよう。オープニングの、車内からフロントガラスと何処からか聞こえる何だかわからない声のロングショットに…
>>続きを読む2回目
1回目、2016/1/30、イメージフォーラム
デビューからこのアプローチってすごい。
確実にオリヴェイラ監督の影響を受けていて、挙げるならば、ノンあるいは支配の空しき栄光のような時間…
御伽噺のリレーは言わばフィクションを取り込んだドキュメンタリー…シンプルな劇中劇の様だ。子供らの屈託ない話っぷりにもう笑うしかない。日常へ溶けて消えていく様な独特のEdもこの作品から窺われ嬉しくな…
>>続きを読む作り話でもいいから、と、
人々に物語の続きを語らせていく、その試みは非常に興味深い。
そうやって語られた話は、その地に住む人々の風習、傾向が映し出される。子供は残酷な物語を語り、女子はおしとやかに語…
超眠い。あと30分短くしてほしい。体調のいい時でないとキツイ。
しかしこの、語られる物語への魂の持たせ方はすごい。猥雑に撮られるタイの日常の風景と音と、不意に差し込む、貧困と親子の記憶の惨さ。その隙…