『となりのトトロ』が好きな自分はとてもはまった。
公開は1984年で,時代設定も公開当時。銅鑼駅は台北と台中の間にあり,台中のすぐ近くの各駅停車しか停まらない駅だ。
『ヤンヤン 夏の想い出』と…
リバイバル再鑑賞。近年の作品は綺麗に創られすぎだなぁと改めて思う。等身大な子供の無邪気さ,純粋さと大人の事情…時に残酷な現実が降り注ぐも,その優しい眼差しが成長を見守る観客の視線と重なり心地よい。こ…
>>続きを読む夏休みとはいえ、楽しいだけのものではない
過ごし慣れた環境から離れ、見知らぬ場所で未知との遭遇を果たすのもまた、時間の有り余る夏休みにしかできないことだったりする
そして冬々は夏休みを通して、信じ…
デジタルリマスター版の感想と同じです
↓↓↓
やらかし系のおじさん
おじさんって言ってもまだ青年だ
一緒に行くはずの大人が乗ってないのに電車が出発しちゃうって、子どもにとっては絶望的な大事件だと思…
台湾に行くたび、たとえば田舎町を列車で走る時に郷愁に似た感情を覚えるのですが、どっぷりと没入してしまった。
それと同時に子供の頃を思い出して、いたたまれない気持ちにも……。
子供って、なんて残酷なん…
子供が無垢だなんてのは大人の幻想であるし、小学生の時だっていじめっ子や受験戦争で毎日憂鬱だったことを覚えているから、「昔はよかった」なんて軽々しく言えない。それでも線香の匂いを嗅ぐとお盆に行っていた…
>>続きを読む水浴び、亀レースのシーンが印象的だった。ワイワイした互いに聞き取れてるのかわからない声が飛び交う。流れるカメラワークと自然なカットで切り取られていることを忘れる。目の前にあの頃が広がる。
時々ショッ…
ティンティンがハンズに死んだ小鳥を見せるシーン、フレーム外から注ぐ陽光が画面の光度を一瞬溢れされると、大きな風が吹き、後景の木々から画面全体が豊かな運動に包まれる。このざわめきがハンズの動揺を説得力…
>>続きを読む©A MARBLE ROAD PRODUCTION, 1984 Taiwan