パディントンの作品情報・感想・評価

「パディントン」に投稿された感想・評価

 エンディングのカリビアンな歌に込められたメッセージが、この作品のテーマを表している。
 みんな友だち。アメリカ人もインド人も、日本人も。異民族みんなみんな。
 そして、異種、異類さえもというグローバルさ。
 あきらかにクマでしょというパディントンを受け入れる家族は、移民にも「タックス・ペイヤー」として教育を保障するイギリス社会を彷彿とさせる。
 長所だけでなく、欠点も含めて好きだというメッセージには、はっとさせられる。「自国ファースト」とか「排除」など、国のトップが言う時代とは逆の寛容さ。
 その優しさがあふれている映画だ。
 色使いも、何よりも楽しさも。
KR

KRの感想・評価

3.0
パディントンがどういう経緯であの人間のような姿になったのか、というエピソードからスタート。全然知らない人も予備知識なく観始めることができる。
あの帽子は何なのか、どうして森でなくロンドンに住んでいるのか、なぜいつも紳士的な態度なのか、コートはいつ着るのか。

その後、早速の悲劇。結構ショッキング。かわいいだけのストーリーではない。
彼は家族と別れ森を出て、自分の世界を広げる旅に出る。そこで受け容れられるのか……。

見世物になったり、または一目で気に入られたりするのかと思いきや、人間たちの興味は薄い。いじめられることすらない。無関心というのがリアル。
クマどうこうと言うより、若者や地方出身者などはみんなが経験したことのあるようなシチュエーション。よその地から成長のため都会に出て苦労するというのは『魔女の宅急便』に通じるものを感じた。

人間のことやロンドンのことは勉強してきたはずが、いざ着くとシミュレーション通りには振舞えない。「あの国ではよそから来た人に優しいのよ」と聞いてきたのに。今はもう帰れない美しい故郷を時々思い出しては悲しみに浸る。

やっと招かれた家でも、迷惑をかけてばかりでうまくいかない。理想とはかけ離れ、すっかり落ち込んでしまう。善意が喜ばれず、かえってうとまれる悲しさ。悪気はないのに迷惑ばかりかけてしまいお世話になっているのに申し訳ない。

ブラウン夫人以外、良い人がなかなか登場しない。前半ほとんどはけっこう悲しい。中盤でやっと運が向いてくる。しかし今度は別の脅威が。ジェームズ・ボンド並みの体術でパディントンを狙う。

パディントンを怪しんでいた人が、今度は自分がよそ者と呼ばれ足蹴にされる場面も。
誰しもが見た目通りではない。
新しい場所は誰しも不安。クマも人も。

故郷を思って冷たい雨の中ベンチで眠るシーンは思わずぐっと来てしまった。
その分、紆余曲折を経て見つけた居場所は掛け替えのないもの。

子供だましではなく意外と大人でも観られるストーリーだった。クマが主人公というだけで人間に置き換えても成り立つような話。
減点すべき箇所がほぼない。
CGや音楽も美しい。映画館で観ていても後悔はなかったと思う。
疲れている人、イラついている人にお薦め。

吹替版の、悪役・木村佳乃が「くまぁー!!」と呼ぶのが身も蓋もなくて面白い。
誰も傷つかない温まる話でした!

イギリスの町並みも綺麗で行った気になれますし、リアルなロンドンの人当たりが見れるところとかも魅力です。

ニコール・キッドマンの美しさもまた魅力的でした。

イギリス🇬🇧好きにはたまらない映画だと思います。

また、Teddy Bearのように熊を主役もってきているのもイギリスだなと感じました!
Eriko

Erikoの感想・評価

3.5
ポスター見たときはCGのパディントンがキモくて敬遠してたけど、見てたら違和感はすぐになくなった。むしろかわいかった。

私、ピタゴラ的に家がぐちゃぐちゃになることになぜか恐怖を覚えるのでそのシーンだけ飛ばしちゃったけど全体的にほんわかかわいくて面白かった。

ブラウンさんのおうちのそれぞれのお部屋が個性的で素敵。
食パン

食パンの感想・評価

2.7
おもしろかった。

家族愛、隣人愛、移民問題?
WOWOWにて鑑賞。
ジャングルからロンドンにやってきた一頭のクマ。
初めて来た都会のロンドンではクマの話に耳を傾けて立ち止まってくれる人はなかなかおらず、慣れない都会生活に途方に暮れていたところを、ロンドン駅で出会ったブラウン家に拾われてパディントンと名付けられた。

アニメかと思いきや実写だった、動いて話すクマのパディントンの物語。
クマが話しても誰もそんなに驚かないという世界観でファンタジー感全開ではありますが、だんだんブラウン家に馴染んで一家の本当の一員になっていくパディントンの純粋無垢なキャラクターに癒されました。

ニコール・キッドマンが悪役で出演していて、ミッションインポッシブルのようなアクションシーンもあり、配役を全く知らずに観ていたので個人的にはちょっとお得感がありました。

下品でない方のクマの物語で、家族とは何かを考えさせてくれるファンタジー映画ですので、親子や家族での鑑賞にも向いている作品だと思います。
MSTY

MSTYの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ペルーの奥地の森深くからロンドンへとやってきた紳士的なしゃべるクマのパディントンの物語。原作は児童文学ですし、アクションがあり、ちょっとしたスパイ要素もあり、そしてギャグもある、そんな感じで家族で一緒に楽しめる内容になっています。

しかし、少し視点を変えて観ると、この映画にはさまざまな社会問題を提示する要素が含まれています。クマをうとましく思うご近所さんは、人種差別や異質な者を排除したいという意識が滲み出ており、異質な者が自分たちの生活に関わることを嫌う者を表しているように見えます。以下のブログでも書かれていますが、帝国主義や人種差別に対する批判が含まれていて、考えさせられる点もあります(参照: http://d.hatena.ne.jp/saebou/touch/20160119/p1)。

単にラブリーなクマが出てくるだけではない、よく練られて作られた作品です。
ASA

ASAの感想・評価

4.5
2016.2.1 : 鑑賞@映画館

1月4日のスター・ウォーズ以来、
今年2本目の劇場鑑賞作品。
くまのパディントン。実家に住んでいた頃よく見てたアニメ。
イギリスを舞台にリアルくまのパディントンが人間の家族とドタバタを繰り広げる笑いと感動の物語。

友達の家で、テロップが「くまのパ」で止まってて、「くまのパーさんや!」って言ったのが、その時は笑ったけど大して面白くもないのによく思い出す。

まぁよくある話で、ベタな展開や笑いや天丼もあるけど、そのせいなんかなにも考えずに楽に観れた。
それにクマがリアル。よくもまあこんなにリアルに再現できたなと思うくらいよく見てもほんまにリアルで、でも可愛い。
あと何と言ってもベン・ウィショーのボイス。。。。
ずっと聞いていたいような声。最初のあのテンション高いベ、パディントンからはあの顔は想像できん。

なんとなく分かる人は分かってくれるはず…ちょっとウェス感があった。
あとここ最近よくレビューに書いてるけど、これも家具や内装が素晴らしかった。あんな家で住みたい、かわいい。カラフルで特に赤が似合う。イギリスってあんなに都会なんやね :0

<25>

▽私事…
卒業旅行はもうほぼロンドンで気持ちは固まってるけど、友達が行ってくれるかわからんくなってきたので1人でも決行したい。でも1人で行くと感動を分かち合える人がおらんのがつらいやろうなぁ。。悩む。
一個嫌な事があると、どんどん嫌な事が起こって負の連鎖が始まって、分かってはいても抜け出せず、ただ耐えて待つしかないしそれがツライっ。パディントン観たら、心入れ替えて(?)シャンとしよう思ってる。家帰ったら片付けする。。疲れた〜( ; ;
meme

memeの感想・評価

3.8
飽きることなく気楽に楽しめる!
ハートウォーミングな映画✨

子どもを大切に思うが故にリスクが
気になってばかりだけど
実は熱くて豪快な心の持ち主の
お父さん、最高。

家族っていいなぁ
衣装やセットや登場人物可愛いな
英人だったらエモいんだろうな
>|