哀愁漂う西部劇。仲間に裏切られ砂漠に取り残された主人公ケーブル。奇跡的に水を掘り当て、駅馬車の中断所となる宿屋を建て成功を収める。娼婦のヒルディや胡散臭い牧師のジョシュアと親交を深めながら砂漠で生活…
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ペキンパ―監督自身が
「これは、本物のバラードだ。私は笑い、そして泣いた。」と語る本作、お馴染みのバイオレンスは鳴りを潜め、ユーモアと人間臭さと哀愁溢れる異色西部劇。
観終わって、、、確かにバラー…
バイオレンス映画の巨匠、サム・ペキンパー監督作品だが、作風は全く異なり、
ハートウォーミングでちょっと悲しい西部劇。
西部開拓時代の末期、
採掘の仲間2人に裏切られ、
水を取り上げられた挙句砂漠に…
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ケーブルが自動車に轢かれて死ぬ場面は、馬車の時代から機械文明への移行を象徴し、西部劇の幕引きを詩的に表現している。ヒルディが去った後のケーブルの孤独な生活は、やや冗長に感じられ、物語の緊張感が薄れた…
>>続きを読む学生時代に観た『ジュリア』のダシール・ハメット役で俺の成りたい理想ジジイ像を教えてくれたジェイソン・ロバーツ。ここでも成りたいきたないおっさん像をビシッと示してくれてる。きれいはきたないきたないはき…
>>続きを読むホーグの生き方に涙した・゜・(ノД`)・
ケーブル・ホーグ(ジェイソン・ロバーズ)は、そんなに悪人でもなくそんなに善人でもない、憎まれ者でもあるが仲間も多い、時に厳しく時に優しく、頑固で情に厚く男…
仲間に裏切られ砂漠を転々、死の直前に奇跡的に井戸を掘り当て出世──とある西部の男の愛と友情、出会いと別れ、復讐と赦し、そして死までの人生悲喜劇。西部劇ジャンルの中でも、バイオレンスがウリのペキンパー…
>>続きを読むとっても人間臭い映画。
いつバイオレンス展開になるのか、と思いながら観たら、まさかのハートウォーミング。
ジェイソンロバーズ演じるケーブルホーグは街に馴染めないはぐれ者。
砂漠に水を掘り当て、…