文句無しの面白さ。
やくざの二代目が刺されてしまってなんやかんやあって鶴田浩二が三代目を襲名するお話。
冒頭、二代目を刺すために向かう男の足のカットが入るのがむちゃくちゃいい。
なぜかベルトルッチ…
親分の裾から垂れる血を他人に見られぬよう鶴田浩二がハンカチで隠す、その所作に痺れる。親子vs親分子分のゴッドファーザー的主題から離れ、血よりも濃い「仁義」の名のもとに男たちが別れを決断するシーンも凄…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「車夫」の前に。
加藤泰を初めて観ました。受けた印象としては、映画的な枠をエモーショナルがぶち破ってくる、といったかんじ。映画的な枠がガチガチなのに、そこをぶち破るからすごい。あと、割と演出寄りの…