藤山寛美の役が美味しすぎる。ロシアンルーレットを提案するところカッコ良すぎ。
横移動しながら服脱ぐ鶴田浩二もキマってる(おまけにかかる主題歌もかっこいい)
貨物列車から敵本部の窓ガラス破って侵入か…
祭りの最中、そんな気配を感じたかどうか自覚できないほどの間の刺傷から始まるアバンタイトルでもうヤバい。
画面いっぱいに横たわるだけで抜群の存在感を放つアラカン。立ち上がり、相手と相対すると血が足を伝…
加藤泰の傑作任侠映画。ほぼ任侠映画の原型というか教科書。個人的には、藤山寛美が興味深い。「沓掛時次郎 遊侠一匹」も傑作だが、その中でも渥美清がいい味出している。喜劇人にいい場面を作っている。そしてロ…
>>続きを読むアラカンがクローズアップで見得を切ると着物の裾から血が零れ落ちるカット繋ぎの情念に痺れる。
鶴田浩二と藤純子が1度目に川辺で再開するシーンのファーストショットも強烈。ローアングルで河原を歩く藤の足を…
このレビューはネタバレを含みます
何度見ても鶴田浩二の顔のアップから、富司純子の足元のアップの編集に痺れるのだよなあ。
あの足元だけで女心を表現してしまう。凄い!
堅気から外れたヤクザと女郎のプラトニックな恋愛。
あと安部徹の最低…
冒頭の祭りの俯瞰ショット(完璧)からの目つき悪い男のクロースアップ、足元を映す超ローアングル&クロースアップからの暗殺と逃走、視線の移動量。セットを組んでるみたいな河岸の奥行き、二つの桃、妖艶すぎる…
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