このレビューはネタバレを含みます
冒頭いきなり俯瞰カメラで見下ろす祭り(御輿)の儀式のシンメトリーな映像美に驚き、次ぐ祭りの熱気と合いまった刃傷シーンで興奮は最高潮に。以後は次第にトーンダウンしてくるが、クライマックスの汽車と殴りこ…
>>続きを読む加藤泰監督による任侠映画。鈴木則文が脚本で参加している。和のムードが輝く、素晴らしい美的感覚迸るカメラワークやカメラアングルに、オープニングからグッと引き込まれる。日本画さながらなこの映像美が徹頭徹…
>>続きを読むサイレントな冒頭、神輿からスッとカメラが動いて汐路章ドアップから超面白い。
途中の工事モンタージュはソ連映画みたいだし、映画史の血が流れてる。
まさかの列車飛び込みからの一気呵成なラスト。決定的な切…
「カタギ」を振りかざして極悪非道の大木実と安部徹に対して、スジを通すやくざの美しさが際立つ!真っ直ぐな鶴田浩二と一緒に怒りが爆発してしまった。そして「今じゃない」って時に抱きついてくる若い富司純子。…
>>続きを読む雨ってよりかは水滴の透明度を捉える繊細さに痺れる。蚊帳の中のアラカンの独白シーン、土砂降りと涙の対比とローアングル(キャラと同等の場所に座る)で語られることに感涙。
津川雅彦、藤山寛美が返り討ちに遭…
とりあえず鶴田浩二が演じる菊地浅次郎が格好よすぎる。 藤山寛美が演じる仙吉っつぁんも良い味出してる。 ヤクザ稼業と建材屋のカタギ稼業を分けるという発想が現代風になってると思うが、実録もので育ってきた…
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