SADA 戯作・阿部定の生涯の作品情報・感想・評価

「SADA 戯作・阿部定の生涯」に投稿された感想・評価

綾紗

綾紗の感想・評価

1.5
阿部定の生涯と言うならフィクションを混ぜるべきではない。椎名桔平はいらない。
黒木瞳大嫌いやけどめっちゃ可愛かったな。阿部定には惹かれるけど、この演出いる?とかなんでこんな画面左右切り替えたんとか謎のカメラワーク???多くて
あと料亭でのバトル具合も
そんなんええねんって思ってしまった。
でも、グロいのは映さんようにしてくれるのは優しいねぇと思った。
私も殺してしまってなんかおっきい入れ物に腐らない液体と一緒に入れたいと思ってた時があったからわかるぅ!って思ってた
でも殺したあと傷付けたくはないなぁとか思ってた。
あとは沢山の人から色んな可愛がられ方してるのは
ご本人の魅力すごそう。
めっちゃサッパリしてたけど優しかったり愛嬌があったりでも困らせはしなかったんかなぁとか思うとどんなん人やったんやろなぁって思うね。
最後の結末の女性達めっちゃ盛り上がるやん。
わかりみが強い。


好きな人のチンコを切って、帯にしまっておくという異常行為ばかりが取り上げられがちな阿部定ですが、本作を観て、人間っつーのは一面だけで見ちゃいけないなぁと改めて実感しました。


「心というのは、自分でもよくわからないもの。」
みたいなセリフがあって、
手元の「わかる〜〜」ボタンを連打しました。

同意同意、同意よ〜!!私も私がわかんない時、よくあるわ〜!!!!15分に一度は自分を疑うわ〜〜!!!恋愛となるとさらにそのペースはアップして、情熱と冷静と混乱が入り混じってアマゾン川のごとし激流となり、日々私の心をざわめかせているもの〜!!!阿部定、わかるよ、わかる、わかりみが強い〜〜っ!!!


映画を見終わったあと、無性に私も寂しくなってきて、彼氏に「もし先に死んだらチンコ切って私が持ってていい?」と尋ねた所、「うん!死んだ後ならいーよー!」と明るく了承を得たわ。

以前、「雪山で遭難し、てもしも彼が先に死んだら二の腕食べていい?」と尋ねた時も、「うん!痛いから死んでからにしてねー!」と言われた時と同様に嬉しかった。別に死んだ後なら良い、という死生観!!!死生観!!!死・生・観!!!!!!!



心というものは、自分のものであってもわからない。

何が寂しくて、何が欲しくて、何をどうしたら救われるかなんて、誰もわからないのだ。

ただ、一生懸命に生きていく中で、突然生まれる落とし穴。
ただ、ひたすらにもがいて生きていく中で、突然生まれる衝動。

人を殺したくて殺したんじゃなくて、
その人が好きで、欲しくて欲しくて、気が付いたら殺してたのかもしれない。

それは決して許される行為ではないけれど、これを純愛と呼ばずしてなにを純愛と呼ぶのよ…わかんねぇよ、セカチューなんか純愛じゃねぇよ、中原中也と太宰治を思春期に読んで育った仄暗い私にとっては、この話は完全に純愛。ピュアじゃん、欲しいからチンコ持ち歩く。そのあと死に切れなかった彼女だけど、模範囚を務めてシャバに出てきて、どんな風に暮らしたのだろうか。気になりました。

名を変え、住む土地を変え、家族も友達も、今は亡き好きピのチンコすら手元には残らなかった彼女の心に、一体どんな感情が残り、
そしてどう生きていったのだろうか。

女の人生は長い。
好きな男のたった一人、永遠にそばにいてくれたなら、それだけで報われるのか、それだけでは足りないのか、事足りて完結するのか。。

強烈なストーリーに魅せられる、ピュアな一本でした。


一番好きなシーンは、ドーナツを食べる阿部定に、元気なチ●コを見せつけて
「おい定、そのドーナツで輪投げしねぇか?」という、昭和一プレイボーイなヨガマスター片岡鶴太郎の誘惑シーンでした。
そんなエッチな誘い方、この世にあるのか??????あるわけねぇだろ……ふざけんな最高かよ…と思いました。

ほんと、最高でした。
以前観た記録。
鶴太郎さんが男前な役を演じて衝撃的でした。
この辺りから路線変更したのかなと。
私が愛したあなたが死んで
私の物になりました✍︎
﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋
愛故の狂気
本作はポール・ヴァーホーヴェン監督の「ブラック・ブック」のような作品だった。

半ば強姦された形で「女になった」定の人としての「死」から物語は始まり。
芸術に焦がれ、「死」に憧れる龍三と、生と死が入れ替わるイメージの作劇。

「女」として「性」を獲得し、時代とか世間とかをどこか笑い飛ばしながら、すり抜けながら、孤立無援に屹立する。

男の性に利用されて生き延びていると「色情が強過ぎる」と言われる理不尽。
それすら「意に介さない」というところで生きているのも「ブラック・ブック」に似ている。

奇作、怪作と呼べる独特の作劇ながら、実は首尾一貫して、「阿部定」という1人の女性の人生から日本の近代から現代に至るまでの物語を描いている。

というか、時代は変わっても男と女は変わらず不条理で理不尽だ。

コミカルに三味線弾いたら大地震が関東大震災になるというシーンなんてぶったまげた。そこに嶋田久作もいて、さらにたまげた。

そして、思いっきり低俗で地獄のようなセックスシーンなど。
画面的にもさまざまな見せ場が多い。
Erina

Erinaの感想・評価

3.3
戦前の日本では衝撃の阿部定の生涯。

なんだか笑えないってところをコミカルに
撮られてる部分は微妙ではあったけど、
黒木瞳が美しくて
サダの情念にしてやられた。

人の心というのは例え自分のものでもよくわかりません。まさに。
話は普通っちゃ普通だけれども…前半の演出はエネルギーの塊のような力強さ。モノクロとカラーの「適当」な使い分けとか凄い。コマ撮りもとにかく楽しい。
しかし、ピークが終盤前の喧嘩シーンなのが勿体無い。その後の龍蔵とのやりとりも良いには良いが前半の爆発力には劣る。
でもやっぱり良い作品。
yui

yuiの感想・評価

2.0
まず無駄な演出が私には合わない
気持ち悪い

この事件が好きな側からすると
何か物足りない
全体的に綺麗に描きすぎた感

もっと下品な滅茶苦茶な行為のシーンが欲しかったな。残念

着物がはだけた姿で仰向けになってる遊女の黒木瞳は美しかった。
Uknow

Uknowの感想・評価

2.5
本当に若い時の黒木さんの女学生姿を見たかった。
全体的に着物姿と指先の繊細さが美しい。
ハンセン氏病の隔離がなければ、岡田とともに生きられればまた違ったのやもしれぬ。

成る程、レントゲンで探したって心は見えないな
僕の心からだってね一杯イッパイ血が出るんだ

忘れることが死ぬことなら、私はその時死んだのでしょう

越中褌
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