このレビューはネタバレを含みます
絶対的な権力に逆らうことへの勇気や知略が儚く打ち砕かれたラスト20分。
いかに周囲の人物に慕われていようと、いかに権力者から一目置かれていようと、消えるときは一瞬である。
ただその瞬間に、権力は…
体制に反逆するということは不利益を覚悟しなければならない。
体制側から変革できるのか、それとも外側から体制を変えるのか、どちらが確率が高いのかを考えなければならないと、1会社員として考えさせられた。…
「障害はいつでも地主と聖職者ね」
ケン・ローチはやっぱすごいなぁ。。
大げさな演出などなく、社会の底辺で懸命に生きる人たちへの視線が優しい。
権力を振りかざす悪役すらも暖かく包んでいる気がする…
革命を起こす、何かを新しく始める、そして信頼され、慕う人たちがいる事は誰でも出来ることではない。そして生涯、祖国から帰国を禁止される思いは私にはきっとずっと理解し得ない。
初観作品2017年~41…
独立後のアイルランドで、貧困や圧政、抑圧にあえぐ民衆のリーダー的存在であったジミーを描いた映画。
ローチ作品の中で特に良かったわけではないけど、弱い立場の人々が、権力を振りかざしてる人々に向かって立…
感想川柳「見もせずに 決めつけるのは やめましょう」
ケン・ローチ監督探訪第2弾です。φ(..)
1932年のアイルランド。内戦終結から10年が経過し、元活動家のジミー・グラルトンが10年ぶり…
© Sixteen Jimmy Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Element Pictures, France 2 Cinéma,Channel Four Television Corporation, the British Film Institute and Bord Scannán na hÉireann/the Irish Film Board 2014