灰色の空に映える湿っぽい緑の中、フィドルをはじめとする伝統楽器の音に合わせて裾の長いスカートをひるがえして、円を描くように踊る老若男女、その姿が何と古き良きアイルランドを表すことでしょうか、、
こ…
鑑賞後に本作が実話ベースとわかり、一層込み上げてくるものがある。若い人たちに観てほしいなあ。それから政治家にもね。教養は生きる糧。どんな力も内心の自由、表現の自由を侵すことはできないんだよ!ね!と、…
>>続きを読むたぶん初のケンローチ作品🎰
かなり満足感に浸れる映画だと思った
主人公に完全に焦点をあてたものではなく行動による周りの変化なんかを写した映画じゃないかと思う
演説のシーンは凄く現代的テーマと合わさる…
アイルランドの内戦後、渡米してた活動家ジミー・クラートンが帰郷してた。母親と平穏に暮らす予定だったがかつて手がけた集会所を再建してほしいという街の人の願いを聞き、取り組む事に。だが、監視は厳しく、容…
>>続きを読む変わる際に起こる衝突を、変化に対する感覚のずれを中心に、異質と感じる事柄から自身を守るための派閥、新しいことの先に希望をみる派閥のそれぞれの心境や変化を描いていて、ケンローチ監督らしさがでていてよか…
>>続きを読む実話なのだと最後に気づく…
どちらかというと暗い話だったけど、心地悪くない暗さだった
今でもあるのだろうけど、宗教とか思想でぶつかりあい、小さな世界で縛られて芸術や勉学を楽しむことを許されない…みた…
結託した資本家と政治家、警察と対義する労働者という話ではなく、人々が考えて行動をする知的好奇心を抑圧する事で自身の体制を維持しようとする存在はいつの時代だって続いており、言ってしまえばその体制縮図も…
>>続きを読む© Sixteen Jimmy Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Element Pictures, France 2 Cinéma,Channel Four Television Corporation, the British Film Institute and Bord Scannán na hÉireann/the Irish Film Board 2014