このレビューはネタバレを含みます
ザ・スクエアの監督だったのですね、知らずに鑑賞。
ザ・スクエアの方はハマらなかったけど、こちらはバチバチにハマった、めちゃくちゃ面白かった。
この究極の問いに出会ってしまったらもう最後って感じの作品…
世界で最も意地の悪い監督と言われるリューベン・オストルンドの初期作。
ジュスティーヌ・トリエ監督「落下の解剖学」を「強烈な体験だった」と言わしめただけあって、かなり同系統の作品。
雪山が背景と言い、…
スウェーデンのリューベン・オストルンド監督作品…初鑑賞です。
監督自身がハネケ監督のファンであることを公言…人間の本能が招いたある行動…そのことによって信頼関係が脆くも崩れていく様子を丁寧且つ赤裸…
家族でスキーに来てたら急に雪崩が起きて、親父が嫁と子供を置いて真っ先に逃げた結果、夫婦仲がドロドロしていく物語。
結構考えさせられる人間の性みたいなものが描かれていますが、最終的にブラックユーモア…
最高に悪趣味な映画(いい意味で)。少し邦画チックというか小さいことを大きく広げて、でもその問題は結構根深くて考えれば考えるほど精神が衰弱するような、そんな人間の醜さをコミカルに描いてたと感じた。
…
気まずい瞬間を散りばめたリアリティのある会話劇が楽しい。プライドは高いがそのプライドは女性に認められることで成り立っているという、男性にありがちな精神的な脆さが滑稽かつ辛辣に描かれていた。プライドの…
>>続きを読むけっこう前に観ましたが、何度も思い出してしまう作品。
そういう意味では、もっと点数高いのかも。
無言にみえるけれど、
言葉と言葉の『行間』が確かにある。
日常生活とリンクする部分があるから、こん…
【あーヤダヤダ、という映像の感触】
「落下の解剖学」に映し出される雪山は、フレンチアルプスのかなり端っこの方だと思いますが、雪山のアクシデントと言えば、即座にこの思い出したくない映画を思い出しまし…
Fredrik Wenzel