約2時間、私は一体何を観たんだ?
蔡明亮「郊遊 ピクニック」。
台詞はほとんど無く、沈黙と映像が重くのしかかってくる作品だった。また物語のようなものや、背景のようなものが全く見えてこない。理解…
2024.12.31
3点
パンク。これに尽きるんだけど、
自由も感じる。
これでいいんだと思わせてくれる。
2025.8.30
極端な長回しは時間性より肉体性を表し、
無意味さは慎ましさを表し、…
はじめ社会派志向ゆえの静謐さかと思うも、やがて廃墟こそが主役と気づく。現代作としては稀有の到達点。悲しむ動物、子供の遊び、雨と野犬。タルコフスキーやアンゲロプロスの時間感覚へ惹かれる人に強くお奨め。…
>>続きを読む【自慰】
鬼才・ツァイ・ミンリャン自身の作家的限界によりこれを機に引退する事を決意した捨て身の作品。世界的な不況をバックボーンにした貧困一家の流浪の旅を描いた、オデュッセイアとも取れる内容。
主…
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