【半過去のアニメ〜マルグリット・デュラスに愛を捧げて〜】
MiniTheaterAIDのリターンであるサンクスシアターで深田晃司監督の幻の作品『ざくろ屋敷 バルザック『人間喜劇』より』を観ました。本…
「画ニメ」というのが、何じゃそら?という先入観と最初ちょっとした違和感だったけど、途中からは何も考えることなく「映画」に没頭できた。解説読むと『インディア・ソング』や『ラ・ジュテ』が引き合いに出され…
>>続きを読むチェンバロとテンペラ画に乗せて語られる画ニメーション。バルザックの原作はわりと大人しいが、その静謐さをこの音楽と絵(紙芝居)と語りで引き立てている。当時渋谷のBunkamuraの奥にあるミニシアター…
>>続きを読むフランスの文豪バルザックの巨大作品群『人間喜劇』の中の一篇『ざくろ屋敷』を
深澤研が精密なテンペラ画で表現。
70枚近い静止画と、古楽器の音楽、
俳優の台詞、カメラワークにより完成させた、深田…
この映画、深田晃司監督作だから観たのだが、静謐なアニメーションだった。
アニメーションといっても映像内で動きがあるアニメではなく、静止画を様々な撮り方で描いた映像であった。
内容は、ある女性を中心…
名優・志賀廣太郎さんの語りに酔いしれる為の一作。
一音一音を、丁寧に噛み締めながら紡ぐ語りの声が、優しく包容力に満ちている。
それでいて、淋しさと儚さと、老いの美しさをも湛えていて、志賀さんお一人の…
このレビューはネタバレを含みます
東京国際映画祭japan now深田晃司監督特集の短編プログラムで鑑賞。
映画風紙芝居なのか紙芝居風映画なのか、、
絵と音楽と声音から醸し出されるじとぉーっとした感じはよかった。
観た中だとバ…
シネマヴェーラの監督トーク(ゲスト太賀)で、
バルザックの小説の舞台の村まで監督と作画担当の画家・深澤研が取材に行った時の話を聞いた。
労作のアニメーション映画。
志賀廣太郎さんとひらたよーこさん…