このところ小津安二郎監督作品は初期作ばかり見てるので、今のところ全部サイレント映画だけ。
サイレントはまだまだ見慣れてないけど本作は割と楽しめた。寝落ちしそうなシーンとかヒヤヒヤした。
2023…
いいタイトル。静と動。ライオンみたいな妻。やりたいこと重視な作品。生活感が魚の骨タイトルバックしかない、良くも悪くも作られた世界。ピストルらしいピストル。洋風自宅内セットが古典ハリウッド映画のようで…
>>続きを読む『非常線の女』と同じノワールものでありながら家族を庇うために奔走する夫婦を描く、以後の小津映画の変奏曲的作品。
岡田時彦の色気がエグい。
パンニングの反復やラストの非人称ロングショットなど小津イズム…
冒頭は画面がやっぱかっこいい
アメリカ憧れ小津が全然先にあったんだろうけども、パブリックイメージ小津が強くあったので、初期作みててオルタナティブな小津だ!ってイメージが抜けきらない。それを強く感じる…
貧窮した生活の中で発病する幼い娘。今夜が正念場である。妻はこの数日間、寝ずの看病。夫はやむなく強盗を働いてしまう。追っ手をかいくぐりどうにかタクシーを捕まえ帰宅するけれど、その運転手は実は刑事だった…
>>続きを読む前半はカット多めでスピーディーで緊迫感あり手や足のアップなど印象的なカットも多い、一転後半は少なめでゆったりしたテンポで情感を出して無声映画だけどすごい工夫感じられた。子供の演技もしっかりつけてるん…
>>続きを読むもうピストルさへもが愛ほしいおはなし。
多用せらるゝパンが惜しきまでに、カツトの繋がりが総べてを物語る。嗚呼、映画よ!
成るほど、活弁も音楽も無く、何んにも聞こえぬ鑑賞ではある。けれども、此の映…