戦争に英雄はいないし
戦争を美化してもいけないと思う
リメイク前もこれも、主人公田村の生き地獄を鮮明に写していた
極限状態の人間は、ヒトを猿とみなしてさっきまで仲間だったはずのモノを食べる、そこ…
2018年、年明け一発目に見たトラウマ戦争映画。と言っても戦闘シーンはあまりなく、ただただ本能が大暴れする。
恐怖と飢え。極限状態に陥った人間の狂気を、フルメタルジャケットとは別の角度から捉えた作…
原作「野火」は読みながら吐きそうになってしまった衝撃作でした。
異常な状況下に於いて正常でい続けることは、もはや異常であり残酷なことだと感じました。
また、作者の大岡昇平はフィリピンのレイテ島で実際…
太陽の光、雲の動き…、インサートの鮮やかな自然の描写と戦場の地獄絵図の対比が見事。手持ちのカメラワークは、自分があたかも戦場にいるかのような恐怖感を煽る。生臭さ、焦げ、腐敗、といった臭いまで感じられ…
>>続きを読む塚本監督の作品の中では、過去に高校時代に観たヴィタールが特に頭に残っていて、
今回観た野火も期待を裏切らない、グロさと奇妙さと美しい映像が交差する作品。
正直、カニバリズムを題材?にした映画は苦手…
KAIJYU THEATER