もうこれ以上見たくない、と何度も思った。これが目を背けてはいけないものだと思えば思うほどに目を背けたくなって、涙が出てきた。もう終わりにしよう、と当事者でもなんでもなくただスクリーンの前にいる私が言…
>>続きを読む塚本晋也の凄まじさを改めて思い知らされた
日本映画界の異端児であり最重要人物であることを再認識
こんなに不快な映画はない
しかし今このタイミングでこの日本で公開されるにはこれ以上に適した作品もない…
おそらく、塚本晋也史上最高にグロテスクですので、苦手な人は注意が必要です。腐臭ぷんぷん、 蠅ぶんぶんです。
猿が知性と理性を獲得し人間になったのであれば、その両方を奪われた人間は猿に戻るのか。人間…
過酷な外地でのサバイバル行軍。
塚本晋也ならではの描写が無惨さを際立たせる。地元島民の娘と対峙する場面は、女性という生物の持つ感情の発露のあり方がリアルで臨場感にあふれていた。それにしても近年のリリ…
戦争をただただ描いた映画。
反戦っていうメッセージを入れてない、戦争の悲惨さと滑稽さやら現実を映し出す。
感動的なシーンなんて一切ない。
絶対、戦地には行きたくない。戦争なんてしたくない。と思う映画…
2015.07.26
2016.08.12
2回目鑑賞。
やはり、見終わった後ずっしりときてしまう。
上映後、塚本監督のトークライブがあり映画を観て腑に落ちない部分なども意味を補完する事が出来た。
…
観る前にひとつだけ、世界の認識は本人の主体とともにあるというレビューを読んで行った
主人公のことを、はじめはこいつ、目に力があって死にそうにないなあと思っていたんだけれど、そのうちにこれが狂気かと思…
決して戦場での英傑を語るわけではなく、また声高に戦争の悲惨さを伝えるわけでもない。戦争とはなんぞやという壮大で抽象的すぎるテーマに広がらず、むしろ田村という一個人のミニマムな内面世界、「壊したくない…
>>続きを読む所謂戦争映画みたいに綺麗事や感動はなく、淡々と戦場の現実が描かれています。
自分がこの主人公の立場だったら?
そう思いながら見てみましょう。
因みに現実から目を背けるべきではない!とおっしゃる方々も…
KAIJYU THEATER