油断していた。
ぼーと気楽なコメディをみるつもりだったのに。
さえない二人のセールスマンをコミカルに描く作品であることは間違いないが、人類の欲望と、無関心のショーケースを見て回った気分になった。
…
これはまた、手強いものに出会ってしまったなぁ。
映画の本質を求めた理想であるし、絵も完璧に近いほど素晴らしいと言っても過言ではない。けれど、映画は本質以外の表層の部分も映画であるから、そういう視点で…
シュールな映画で短編をみているような、出てくる人々が不思議な住人ばかりで、主役のおもしろグッズを売り歩くふたりも謎が多い。繋がってないようで交差する人生。
理不尽すぎることも見せられつつ、軽快な音楽…
シュールな映画だなと思ったら「ホモサピエンスの涙」の監督だ。納得。
1カットごとにストーリーがあるけど、カメラが動かないから1枚の写真が動いているように見える錯覚がある。
キューブリック作品も写真の…
表現したいことがあるのはわかるし
こだわりも感じるけど
なぜその手法にこだわらないといけないのかがわからない
それっておもろいんかなあ?
最大なんかなあ?
それぞれの表情も読み取れないほど引きで固定…
(c)Roy Andersson Filmproduktion AB